PMシンポ便りコーナー
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魅力あるシンポとは

PMシンポ2011PM 深谷 靖純 [プロフィール] :7月号

「ああでもない…」「こうしたら…」1年近くも議論を重ねると愛着も生まれ、実行委員のほとんどは、PMシンポジウムに大きな満足感を覚える。
では、Webの申込ページから応募して、船堀会場まで足を運んでくれた参加者の方々は、同じように満足していただろうか。1日あるいは2日間をPMシンポジウムの場で過ごし、新鮮なエネルギーを吸収し、元気になって帰途に就いたのだろうか。
やはり、講演やワークショップが充実していると満足感も満たされる。マスコミで脚光を浴びている旬な話題、新技法や新技術をテーマにした講演、翌日の仕事から役に立つ工夫や知恵を満載したワークショップ等々。実行委員の一人として、窮屈な座席にいることを忘れさせるような、充実したプログラムを提供したいとやってきた。
ただ、それはPMシンポジウムだけに特徴的な独自の魅力ということではなく、他の講演会でも夫々の開催者たちが同じように努力していることである。
参加者アンケートを見ると、実践を踏まえた講演に感動のメッセージが多く寄せられている。様々な業態に所属する現役のプロジェクトマネージャーによる熱い講演。これが、  PMシンポジウムにおける独特の魅力、ということかもしれない・・・?
ところで、
実行委員の満足は、大会当日だけではなく1年近くの準備活動の中にもある。豊富なプロジェクトマネージャー経験を持つ人や、プロジェクト関連の書籍や論文を発表している人など、実行委員には「凄い人」がたくさん交じっている。実行委員会の場では、「凄い人」も「普通の人」も「学生・若手」も対等に議論している。他所では体験できないことだ。
PMシンポジウム参加者と実行委員との満足の違いは、このあたりではないだろうか。PMシンポジウム参加者はシャイで寡黙、1日中、同じ場所に居ながら、隣の席の人と挨拶も交わさない(といった人が多いように思う)。
実は、
参加者の7割は現役のPMであり、歴戦の猛者といっても過言ではない「凄い人」ばかりなのである。もしも、言葉を交わしたならば、素晴しい充実感・満足感を得られるのではないだろうか。もちろん「凄い人」にとっても、自分以外の「凄い人」と話す機会はそんなに多くはないはず。
PMシンポジウムでは、カフェ・ド・eシンポ等、参加者同士の交流活性化企画に取組んできたが、今年は、さらに、初日の懇親会を無料にしようとしている。
「凄い人」との出会いが、PMシンポジウムの魅力の一つとなるよう、懇親会には多くの方が参加し盛り上がることを期待したい。

以上
PS:最近、お酒が苦手な方が多いそうな。
   アルコール抜きとした方が、懇親会参加者が増えるのでしょうか。悩んでます。
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