リレー随想
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狩猟型プロジェクトマネジャーの活躍する社会について

アイシンク株式会社 代表取締役 伊藤 健太郎: [プロフィール] :5月号

プロジェクトを成功させていくことで人や組織は成長していきます。失敗から学ぶ事もとても大切ですが、成功からは自信や自己信頼など成長に欠かせないことを得る事ができます。最近の社会情勢や不確実性はますます増えてきています。地震や原発の政府の対応を見るたびに日本社会全体のマネジメントを質的に変革する必要性を感じます。
組織が成長していく上では新しいチャレンジを含むプロジェクトを遂行して成功させて行く必要がありますが、それらのプロジェクトの責任者がプロジェクトマネジャーです。私たちアイシンクは、受け身的にプロジェクトを遂行しているのではなく、成功という果実を獲得するために積極的に自分の哲学をもってプロジェクトを遂行している人を「狩猟型プロジェクトマネジャー」と呼んでいます。
この狩猟型プロジェクトマネジャーの数が組織の強みであり競争力とも言えます。狩猟型プロジェクトマネジャーが増える事はそれだけプロジェクトチームなどの重要なステークホルダーがプロジェクトを深く楽しむ事ができる機会が増える事になり、生き甲斐や達成感などの良い影響を個人や組織に与えることにつながると信じています。
私たちアイシンクは新製品開発、ITシステム構築、製薬開発など様々な業種でプロジェクトマネジメントに関する研修やプロジェクトマネジャーやプロジェクトチームの分析、診断、コンサルティングを総合的に実施しています。個人や組織レベルでのプロジェクトの成功をサポートすることがミッションです。
深くプロジェクトを楽しみ成功させていくには、自分自身の内面を磨く事が先決になります。視点を広く正しく物事を捉える事が不可欠になります。その上でプロジェクト全体を論理的に構成し、遂行していく上で役立つプロジェクトマネジメント手法をプロジェクトに適用していくことが大切です。このプロジェクトマネジメントを効果的に活用していくには、プロジェクトの関係者との良好な人間関係も重要になります。プロジェクトという1つの世界をどのように進めていくかの自分の哲学や人間力、そしてプロジェクトマネジメントという知的武装、これらが狩猟型プロジェクトマネジャーの武器です。私たちアイシンクはプロジェクト遂行での深い楽しみや成功という甘い果実を個人や組織が味わえるサポートが効果的にできますように日々努力しております。最後に私の夢は次のようなものです。
「様々なプロジェクトを真剣にそして生き生きと遂行していくプロジェクトマネジャーとメンバーたち。プロジェクトを通して異なる価値観を持つ関係者を深く理解できるようになり、お互いを成長させていく。そしてプロジェクトを成功させることで社会全体が活性化し、人が本当の意味で自由になっている社会」
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