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「プロジェクトマネジメント教育の必要性」

千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科:遠藤 翔次 [プロフィール] :2月号

〜プロジェクトマネジメントとの出会い〜
 私は高校在学時、進路について決めかねているときにプロジェクトマネジメントという学問を友人が持っていた千葉工業大学パンフレットを譲り受け、知ったことが最初のプロジェクトマネジメントとの出会いでした。その中で社会のどんな分野においてもプロジェクトマネジメントという考え方は必要不可欠な知識であると記述してあったことを鮮明に覚えています。この言葉に私は心を震わせて進路を決定しました。
 私は現在、プロジェクトマネジメント学科に在学しプロジェクトマネジメントについて勉学に励んでいます。プロジェクトマネジメントという全く聞いたことが無い概念をゼロから学ぶことはとても新鮮なことの連続であった。限られた期間や制約条件の中で最高のパフォーマンスをチームで生み出していく。このような考え方を実現することがいかに難しいことなのかを大学の講義や演習といった中で痛感することが出来ました。プロジェクトマネジメントという考え方を知っているからこその難しさであると私は考えています。  近年、実社会においても当たり前のようにプロジェクトやマネジメントといった言葉が頻繁に使われるようになってきています。

〜就職活動を通してのプロジェクトマネジメントの必要性の再認識〜
 現在、学部三年生となり、就職活動をしています。就職活動を通して私自身が現段階で感じていることは、プロジェクトマネジメントという考え方は、どの業界でも必要不可欠な技術であるということです。私は主にIT業界、コンサルティング業界の二業界に絞って就職活動をしていますが、どのセミナーや説明会に参加してもプロジェクトマネジメントという考えが当たり前のように企業から情報として伝達されています。そして驚いたことに学生自体は、ほとんどプロジェクトマネジメントという概念や考え方を理解していないことでした。私たちプロジェクトマネジメント学科の学生が当たり前のように話をしているプロジェクトマネジメントの知識というものが外部では全く理解できていないのです。
 ある意味で私はとても就職活動の強みとなっています。社会で求める理想のビジネスパーソンというのは、プロジェクトマネジメントの理解の必要性がとても高い。しかし反して、学生自体にはまだプロジェクトマネジメントの理解がされていないというのがとても強みとなっています。
 とくにIT業界ではプロジェクトマネジメントを学んでいるということをお話しすると実社会で働いている企業の方の多くが、「素晴らしい」や「プロジェクトマネジメントという考えを学生の内から理解していることは絶対に無駄にならない」といった言葉をかけていただいたこともありました。あきらかに他の学生との良い意味での差を実感する就職活動が行えています。

〜これから社会で活躍するために〜
 プロジェクトマネジメントを学生の内から学ぶことが出来たのは、私の将来にとってとても強みであると感じています。この経験からプロジェクトマネジメント技術を駆使してより早く社会で先陣を切って活躍できる人材になれるように努力していきたいと考えています。私の人生の目的は、人と社会をITの力で感動や希望に満ち溢れた世の中にするということが人生の目的であり、使命なのです。そのためには、残り少ない学生生活を勉学に励む時間を多くし、課外活動も積極的にしていきたいと思っています。
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