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大会ハイライト |
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R.E.P. Breakfast Meetingにて、最新状況とPMI戦略の報告。 |
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Paper Presentationでは、142件の論文と11トラックから選択。 |
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世界最大のPM展示会を通じて、PM関係産業の代表者と交流。 |
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世界から3000名(日本からは40名)が参加。 |
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懇親会にて、各国参加者と交流。
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PMI2010北米大会の特徴 |
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2.1 |
今大会のメインテーマ
ビジネス環境の変化に柔軟に対応するPMが今大会のメインテーマであり、早い(スケジュール)、安い(コスト)の満足から、旨い(スコープの変化への柔軟な対応)の満足をより重視する傾向が強く感じられました。 |
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2.2 |
アジャイル・プロジェクトマネジメントを強調
上記テーマの中でも、スコープを固定しリソースと期間を見積もることに主眼を置き、スコープクリークの防止も重視している従来のPMI手法に対し、リソースと日程を固定しスコープを見積もることに主眼を置き、スコープの変化を積極的に取り込むと言う特徴をもつアジャイル・プロジェクトマネジメントが強調されています。
アジャイル・プロジェクトマネジメント関連のセッションでは、柔軟なプロジェクト技術として、計画を柔軟に変更する設計期間と計画を固定する開発期間を繰り返す進化型の計画アプローチや伝統的PMとアジャイルPMの特徴を対比し、コンセプト・役割・コア要素の変化を解説する発表が行われました。 |
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2.3 |
企業レベルPMOの実践
PMOの役割についても、従来のプロジェクトの遂行支援に重点を置く考え方から、組織戦略とリンクした戦略的PMOおよび中核的拠点としてのPMOに関する発表が行われました。
以下のレベルを定義しPMOはレベル4以上になければならないとの発表が行われました。 |
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レベル1 : 単独プロジェクトの支援に留まる |
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レベル2 : 単独プログラムに属するプロジェクトの支援を行う |
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レベル3 : 部署内の全プロジェクトを支援する |
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レベル4 : 組織の全プロジェクトを支援する(中核拠点としてのPMO) |
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レベル5 : 組織全体の戦略決定やリソース配分を支援する(戦略的PMO) |
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2.4 |
プロジェクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)
PPMに関しても深化・強化が見られ、組織戦略と目標が一致するプロジェクトが60%程度に留まるとの調査結果に見られるように組織戦略に従うだけの従来型のPPMでは解決できない問題に対応するため、組織戦略の決定に関与するEPPM (Enterprise PPM)への展開が必要との発表が行われました。 |
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2.5 |
政府部門のプロジェクトマネジメント
クリントン元大統領による基調講演が行われ、依然として高い人気を誇っていたそうです。 |
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2.6 |
展示会場
R.E.P.やスポンサー企業など260社が出展し、クラウド導入のプロジェクトではPMBOKの知識エリアのうちスコープ・タイム・リスク・調達・コストが重要であるとの講演が行われました。 |
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2.7 |
関心領域の変化
セッションの集客状況から、3年前に比べ、コミュニケーションスキルやチームビルディングと言ったPMソフトスキルの領域への関心が低下している傾向が伺えます。
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3 |
まとめ
PM世界標準の一方の雄であるPMIの最新動向を分かり易くかつ、示唆に富む解説を加えた形でのご報告をいただき大変有意義な例会でした。
アンケートの結果もプレゼンテーションではほぼ全員が、資料は全員が満足以上との回答でしたし、「来年もお願いします」、「今回のような世界動向、実例を聞きたい」との声をいただきました。
PMIでもビジネス環境の急速な変化に対応するため、これまで以上に組織戦略との連携を重視した活動が行われていることを実感しました。これは、PMAJにおけるプログラムマネジメントの領域がPMIでも重視されていることを示していると感じています。 |