リレー随想
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「シンポはあなたを必要としています」

PMシンポPD 田口 祥和 [プロフィール] :12月号

 PMシンポジウム2011開催に向け、新しいプロジェクト(実行委員会)がスタートしました。もちろん次回もシンポジウムに行くぞ、と決めている皆さんも、シンポジウムってどんな風なのだろうと思われた方も、今からメンバとして参加する、という道があります。

メンバには、今年のシンポジウムの余韻を楽しむ派より、いつもワクワクしていたい派が多いようで、早くも来年のことを、と鬼も苦笑いです。だから、このプロジェクトのメンバになる前提条件や制約条件は「ワクワクしたい人」。そういう人、集まれ!です。

うっかり参加して大丈夫かと案じたりする必要はありません。上司は選べない会社組織とは違います。今日から参加された方も何の区別もなく、むしろ主役はメンバのみなさん(時々、思い出したように、PDと呼んでくれる)。こうしたい、こういうのがいいんじゃない、と言えます、言っていいです。そういう雰囲気です。

だって、シンポジウム「プロジェクト」です。プロジェクト=前回とは違う、ということです。現状に安穏とするのではなく、未来を見つめる姿勢が重要だと宣言しているのです。よりよいシンポジウムを考えるときは、過去形の動詞でものを言わないようにしてみる。「・・であった、こうだった」と言ってしまうより、「・・ではないだろうか、・・という考え方もある」のほうをより多く使えば、創造的なことがうまれやすい。そういうのって、新しい人が得意なはず。
もちろん注意書き(ノウハウ)はありますから、これもご心配なく。盗まなくても、目の前にでてきます。過去に縛られ、身動きがとれなくならないようにするために、価値として活かすために、です。

シンポジウム2日間のために363日の準備。いや、プロジェクトは(シンポ当日より)これからが本番です。一定人数以上の新しいメンバがいると活気がでてきます。プロジェクトにリズムが生まれてきます。みなさんが必要です。
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