トピックス(活動報告)
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「PMシンポジウム運営に初参加!」

PMシンポジウム運営委員:白石 憲克 [プロフィール] :3月号

2009年6月からPMシンポジウムの運営委員として参加しています。
前回のPMシンポジウムが初めてとなる私にとって運営委員としての活動は慣れないことばかりですが、いい刺激を頂いている、と常々思っています。

【PMシンポジウム運営委員の募集に応募】
2009年前半、PMAJにて「PMP®試験対応講座4日間コース/1日演習コース」を受講、晴れてPMP試験をパスすることができました。これをゴールとせず、「今」そして「これから」のプロジェクト・マネジメントの進化・発展を近くに感じられるような活動に参加したい(会社の仕事、本業だけではプロジェクト・マネジメントの対象領域も限定的になってしまいます)、またそもそも本業のフィールドを超えた人々との繋がりは自分自身の成長に不可欠である(楽しそうだ)、と考えて始めていたところ、毎週届く「PMAJ便り」にPMシンポジウム運営委員募集中と。先ずははじめの一歩、これに応募することを決めました。シンポジウム開催も3ヶ月を切った6月からの、しかもPMシンポジウム部会に全くの事前知識もなく飛び込み参加といった感じです。
隔週での会議を中心としたシンポジウム準備が9月10日の開催当日に向けて急ピッチで仕上がっていく様を目の前にして、少し気後れしてしまったことは事実ですし、委員の方々とは全員全く面識なしからのスタートでした。緊張しないはずはありません。
それでも、関係者の皆様本当に寛容に受け入れて頂きまして本当に深謝、の一言です。

【シンポジウム初体験】
さて(実はPMシンポジウム自体、以前に聴講者として参加したこともない素人であった私ですが)、シンポジウム当日の多数のボランティア、運営委員の方々を前に「この人数本当にまとまるのだろうか...?!」と失礼ながら思ってしまいました。
結果としては、驚きました、素晴らしかった、の二言。運営委員参加一年目の私に見えたものは限られた範囲ですが、ボランティア、運営委員メンバの方々皆、個々の役割を推進され、シンポジウムの成功に向けて本当に効率の高いパフォーマンスだったと思います。
これは間違いなく、これまでのシンポジウム運営が決して属人的でなく、必要とされる担当とタスクとリスクを分析・評価・洗練してきたことによるもの、Organizational Process Asset (組織のプロセス資産)が正しくUpdate(更新)され続けている賜物なのだと確信しました。更には、ボランティア、運営委員として参加される方々の意識の高さ、アクティブな取組み姿勢も印象的です。プロジェクト・マネジメントに意識を置いている方々共通の姿勢だと思います。

私自身としては、シンポジウム1日日に入場者受付サポート、そして担当トラックのタイムキーパー、2日目はセミナー・ワークショップの受付担当でした。入場者受付サポートでは予稿集の開封・積上げ(いわゆる力仕事)では結構汗だくになったような記憶があります(これが特に印象的だったという訳ではありません)。
タイムキーパーとしては堂々とホール最前列にて、また2日目の受付が一段落した後には座席列の後ろで講演・講義を拝聴できたこと、講演・講義前後に講演者・講師の方々にご挨拶、ちょっとした意見交換ができたこと、本当に運営委員冥利と言わざるをえません。

【そして今年も】
PMシンポジウム部会の活動に参加したことで、昨年は自分に新しい引出しが増えたような気がします。プロジェクト・マネジメントの知識とシンポジウムに携わる方々から学ぶもの。今年、2010年は企画会議から参加させて頂ける事になりました。隔週で夜7時頃からの会議ですが、なかなか本業との両立が難しい。しかしながら、無理せず、否少しは無理をしてでもこの活動への参加を続けて行きたいと考えています。
会議に参加するときはいつも、新しい刺激に満ちています。
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