P2M研究会
先号   次号

東京P2M研究会 8月 月例会

藤澤 正則:9月号

1. 日時 2009年8月27日(18:30〜21:00)
2. 場所:PMAJ 2階会議室
3. 出席者(敬称略)渡辺、岩下、内田、梶原、仲田、虎谷、濱嶋、梅田、鮫島、藤澤
4. 議事:進行役(梶原)
提供資料:@東京P2M研究会2008年度報告書
               A関西P2M研究会研究テーマ4分科会「組織運営へのP2M適用事例研究」
4.1 ディスカッションテーマ「組織運営へのP2M適用事例研究」
@   関西P2M研究会の2008年度報告資料の「組織運営へのP2M適用事例研究」について、読んで、各々の組織でP2Mをどのように活用したら、良いかのディスカッションの実施した。この報告研究は、「ミッションプロファイリングからアーキテクチャマネジメントにいたるP2Mの概念」を各々の組織でどう活かしていくかを研究された報告で総合建設業、専門工事業(電気設備)、製薬会社(新薬研究開発)、システムインテグレーター、製造業(製造装置メーカー)製造業での適用例が書かれている。この内容を踏まえて、下記の事項を中心に話を進めた。

  ディスカッションの主たるテーマ
  • 読んで感じたこと
  • この内容をどう活かすことができるのか?
  • 各自が経験してきたことから見るとどうなのか?
       ↓
このディスカッションから導かれたこと
  • 組織として、過去はうまくいってきたことが、今はうまくいかなくなってきたが、なぜ、そうなっているのか?は、見えてきていない状況に陥っている。
  • 報告書の内容が少し抽象的なので、抽象的部分を自分の仕事に役に立った形を自分の言葉に変えることにより具体的な形になるのでは。
  • 知識を広げても、自ら活用しなくては、知恵(知識*行動)のある実践力が向上していかない現状が存在している。
  • どういう仕組みになっているかが、わからないで、投資をしている事例が多く、その結果、失敗事例が増えているのでは。
  • 仕事の組織と個人のスキルの両方が必要。実現したいという想いのエネルギーは必要。
  • 方向性と決めて、進めていくのは出来るだけ単純化したモデルにする。
  • 人材育成というと従来は、どのような知識や、スキルが必要と考え、実行してきた。しかし、個人の育成だけでは、グローバル競争には勝てない。グローバル競争に勝つためには、どのような組織にするのか、その組織をどのように運営するか、それに必要な人材はどのような種類の人材が必要かというアプローチが求められるのではないか。組織の育成と人材の育成がペアになる発想が求められると思う。
5. 次回までの実施事項と次回の日程
実施事項:2009年度の研究課題を各自考えておくこと
次回の日程:9月24日(18:30〜20:30)
場所:PMAJ 2階 会議室

以上
ページトップに戻る