東京P2M研究会3月活動報告
藤澤 正則:4月号
3月14日合宿報告
1. 日時:2009年3月14日(10:00から17:30)
2. 場所:ENAA 7階 会議室
3. 出席者(敬称略):渡辺、中村、岩下、虎谷、中村、近藤、鮫島、藤澤
4.配布資料
・レジメ
・ジャーナル34号の読み方、
・人材活用と組織能力
・組織IQ
・P2Mの見方考え方を活用した事業環境の変化に適用する仕組みづくり
5.課題
(1)組織能力について
午前中の討議
配布資料の読み合わせ
ディスカッション
組織と組織能力について
組織とは
- パソコンを同じように、黙っていても組織も重くなり、動かなくなっている
特別に組織能力を上げることを考えなくとも、いらないものは捨てることで能力は向上する
- 事業環境の変化が早いので、組織としてどこを変えるかの認識が必要となる
- 適材適所(日本の組織は人がいて、人に合わせて適所となる組織をつくる)
- 適所適材(欧米では組織が設計されて、その設計された地位に適材を投入する)
- 米国の企業の組織はできるだけ俗人化を避けた組織をつくる。だれが仕事をしても同じ成果物を産出することが求められている
- 米国社会は企業別でなく、社会で通用するスタンダードがあり、これを採用する。多くの場合、スタンダードには資格制度があり、資格取得者は企業に採用されてもすぐに活躍できるような仕組みが出来上がっている。
- 日本の企業では標準化が企業別であり、社内のルールが優先するので、新しい社員は、公の資格を取ってもすぐに活躍できない。
- 日本組織は、周りに迷惑を掛けないことが基本ルール
- 俗人的要素が強い(日本)
- 最適な組織より、満足する組織(人に合わせた組織を作る)
(2)研究内容の報告
藤澤さんの研究報告と討議
P2Mの見方考え方を活用した事業環境の変化に適用する仕組みづくり
報告後のディスカッション
- レベル2の事項があるか?
事業として、運用できている状況をレベル3とし、実際のレベル2や1の事項もある。他社の業務を見ることにより、気づき、自社の状態を変えていく。
- 複雑な組織での進め方は?
機能組織とマトリックス組織
情報のフィードバックは?
エンジニアリング会社での状況は?
PJリーダーと機能組織の長の決裁:コスト、スケジュールは、PJリーダーの権限で技術とその品質は、機能組織の長権限として棲み分けしている。
但し、大型プロジェクトではPJを実行する前に、要件が決まっている
(3)ワークショップ
日本式「企業は人なり」と米国式「企業は組織なり」の特徴とそれぞれの長短に関する討議
2008年度東京P2M研究会報告書はこの討議を基にまとめる。(資料別紙)
(4)SUMAの状況
佐藤氏より、説明
・ボランティアをどう取り込むか?
社会貢献、自己実現
みんなのためであり、自分のため
動いてみるための動機付け
参画したい
ビジョンは?
できるレベルで参画でき、実感できる
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