メッセージ
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2009年年頭のご挨拶

理事長 田中 弘:1月号

田中理事長

 皆様新年おめでとうございます。
 激動の年明けにあたり、本年も皆様のご健勝をお祈りし、また、日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)が益々発展することを祈願致したいと思います。
 昨年一年、PMAJの事業推進に多々ご指導・ご協力を戴きましたPMAJ会員の皆様、ご関係の皆様、PMAJ役員の皆様、そして事業の事務方を務めて戴いたPMAJ職員の皆様に心から御礼申し上げます。
 昨年は、新版P2Mガイドブック発刊を周知し、また、新版に基づく講習会と資格認定の立ち上げを行い、併せてPMAJのプロジェクトマネジメント全般に亘るプレゼンスの向上がPMAJの主要な任務でしたが、順調に事業を行うことができました。その中で、P2M資格者も昨年末で約4,300名に達しております。
 普及活動においては、協会主導による公式講習会・セミナーと会員によるプロジェクト & プログラムマネジメント関連の普及イベントを例年以上に実施することができました。3月にPMAJとして5年ぶりに開催した国際大会で、世界のPMリーダーの方々から高い評価を得た「国際プロジェクト & プログラムマネジメント・シンポジウム2008」、今年も史上最高の参加者を得た「PMシンポジウム2008」、ならびに仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡で例年以上の参加者を得た地域P2Mセミナーなどが主たる成果でした。

 さて、今年ですが、ご案内のように国内外の経済情勢が益々悪化しているなかでのPMAJ運営となります。PMAJは乱気流も予測しながら、しかし、先への高い目標を以って運営してまいります。
 PMAJのP2Mガイドブックは、使命達成型職業人が、ゼロベースで思考し、高い視点と広いナレッジベースを以って新基軸を切り開くことを謳っております。激動の今こそ、まさにP2Mの真価が発揮される時です。
 昨年から引き続き協会のステークホルダーと連携を深め、PMAJとP2Mガイドブックのブランド向上に励み、また会員活動を活性化してまいります。
 3月には、P2Mの初めての業種向け適用ガイドである、「製造産業向けP2M活用ガイド」が完成します。今年もITサービス産業など、他の業種向けの活用ガイドを作成したいと思います。会員活動の成果としては、恒例の9月のPMシンポジウムの他に、5月にはPMAJとして第2回目の地域PM大会となるPMフォーラムKYOTO 2009を開催します。また、昨年より地域P2M研究会の連携を図っておりますが、これを拡大できたらと考えます。
 皆様、本年もぜひPMAJの活動に積極的にご参加下さるようお願い申し上げます。
2009年元旦
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