P2M研究会
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P2M研究会の9月活動報告

山崎 司:10月号

P2M研究会の活動報告
東京P2M研究会活動状況
■東京P2M研究会2007年度第4回例会(参加者10名)
日時:9月4日(火) 18:30〜20:30
場所:ENAA 7階 7B会議室
議題:
1.東京、関西活動報告書について
2.PMシンポジウムでの発表を終えて
3.リール大学夏季セミナーでのOWモデル紹介について
4.研究テーマの設定
5.読書勉強会について
6.合宿開催の件

<議事内容>
1.東京、関西活動報告書について
 平成18年度のP2M研究会報告書(東京・大阪)が配布され、内容のエッセンスについて渡辺殿にご紹介いただいた。

2.PMシンポジウムでの発表を終えて
 先日のPMシンポジウム2007にて講演を行ったお三方(國谷殿、藤澤殿、梶原殿)に、それぞれご感想をお話し戴いた。

3.リール大学講座について(OWモデル)
 渡辺殿から、フランスのリール大学の夏季セミナーで行ったOWモデルの講義のご紹介があった。
 講義における核心部の“Source of Differentiation”において、「OWモデルの位置づけ」について次のような説明を行った。
 製品についての革新性は他企業に模倣されやすいが、企業が組織能力を高め「組織的に対応する」ことに関しては、真似をすることが困難である。OWモデルは、経営者にとってのWBS的存在といえる。価値創出を行うための組織的課題を複数の階層にわたってブレークダウンし、何をすればよいのか(何をしなければならないのか)を示したものである。
 講義後OWモデルに興味を持った学生・講師がおり、ロシアの大学からは講演依頼を戴いたとのことである。

4.研究テーマの設定
各メンバーの研究テーマについての内容と共同遂行について確認を行った。
@OWモデルの深耕(競争力源泉のレーダーチャート・モデルの作成)
A地域開発分野におけるP2Mの活用例(川越市高階地区、流山市内商店街活性化):共同研究
Bシャープのビジネスモデルについて:共同研究
CP2M版マーケティング戦略の研究(経営課題の切り口を、レイヤー毎に設定する)
Dウエブ進化論(Webの進化で社会はどのように進展するか)
Eプロファイリングマネジメントの食ビジネスへの活用事例について価値創出の源泉を探る
5.読書勉強会の話
 書籍の紹介が配布リストをもとに行われた。
なお、「ウエブ進化論」は必読書といえる。

6.合宿開催の件
以下次第にて合宿を行う予定である。
・ 日程:10月6日(土) 9:00〜18:00
・ 場所:日揮梶@横浜本社 6階会議室
  横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA棟
  各自研究テーマについて進捗状況の発表
  その他
以上
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