P2M研究会3月活動報告
山崎 司:4月号
東京P2M研究会活動状況
■ 2007/3/3(土)第6回P2M実践事例研究報告会 (参加者20名)13:00〜18:00
場所:松下電器PSS社 新大阪和幸ビル903会議室
<議事内容>
1.分科会まとめ報告 各50分(発表40分 質疑10分)
テーマ1:緊急時や予期せぬ難問への対応(主査 小石原殿) メンバー5名
- 事例1:不測の事態発生時の対応-南アフリカ国営製鉄所建設の実践事例学ぶ
-危機におけるリ-ダー達の対応について
- 事例2:ドバー海峡トンネルプロジェクトに学ぶ-原則論にとらわれない対応による
顧客高級スタッフへのヘッドハンティング
テーマ2:プロジェクトXに学ぶ (主査 海蔵殿) メンバー8名
- 『NHKプロジェクトX』をP2M視点より分析
-プロジェクト成功に導く為のリーダの人間力の探求にフォーカス
- リーダ像分析のカテゴリーに従い、各行動特性を5段階にポイント化-LC:リーダーチャート作成
- プロジェクト特性をポートフォリオ分析
−時系列概念を加えたDPチャート作成(仮称:ダイナミックポートフォリオ)
*5月26日『PMフォーラム2007Kobe』発表まで、更に分析事例を追加拡充
テーマ3:企業競争力型アーキテクチャーの事例研究(主査 岩崎殿) メンバー4名
- 岩崎殿論文(T薬品研究開発アーキテクチャー分析)をベースに三事例まとめ
@製造装置メーカのアーキテクチャーマネジメント事例 友久殿
AITサービス創造のためのアーキテクチャー分析 太田殿
B医薬開発研究開発アウトソーシング展開の為の分析 車田殿
- 東京研究会交流を含め、異業種事例拡大と各テーマの掘り下げ
テーマ4:複数テーマ間の実行優先の判断、管理の仕組み(主査 朝田殿)メンバー6名
- アンケート実施と分析そしてまとめ提言
−アンケート27件回収(80件 回収率34%)
- 分析視点@ 『PMOの有無』と『競合調整方法』との関係
分析視点A 『プログラムの有無』と『競合調整方法』との関係
分析視点B 『判断対象となる人員数』と『PMOの有無、プログラムの有無』
分析視点C 『業態:受託か自社開発』、『PMOの有無、型』、『プログラム有無』
および『競合調整方法』の関係
分析視点D 優先度の判断プロセス、優先度の最終決定者、判断の事後検証
人事管理・不可調整方法の分析
テーマ5:EVM実態調査と活用事例 (主査 安達殿) メンバー4名
- EVM研究事例の歴史的背景について
−米:1962年米国防省 ミサイル開発プロジェクトに適用が最初
−日本:2001年 国土交通省が工事効率化提言の中で標準化提言、
最近は電子政府政策の中で脚光浴びつつある
−PMBOK,P2Mでの扱い比較
- EVM事例紹介 課題と提言
@ ITサービス企業A社事例
A 建設設備業者B社事例
2.講評と他地区P2M研究会状況 渡辺殿
- プログラムマネジメントの詳細をご解説頂く
−プロファイリングマネジメント、アーキテクチャーマネジメント詳細
- P2M実践事例研究会名古屋に続いて、新たに広島、九州スタート
−来年度も引き続き取り組んで欲しい。各地区との交流も図りたい
3.今年度報告書まとめと提出期限について
@ 提出期限 3月末
−本日発表のパワーポイントベースに解説加えた物にする
(ベストは論文形式であるが、納期の問題もあり上記形式)
A 提出先
−小石原代表(CC 事務局 松谷殿)
B 本部にて冊子に編集
−確認の後、DISKNET上にて公表したい
尚 冊子は会員メンバー限定で希望者へ販売予定(1,000円)
4.来年度取り組みについて
@ 継続テーマに関しては、報告書提出時にその旨ご連絡
−出きるだけ継続テーマで取り組んで頂きたい
新テーマ、メンバー、軌道修正可
A 予算化含めて事務局が調整する
5.その他
@『PMフォーラム2007KOBE』概要報告と集客、当日ボランティアお願い
−基調講演(神戸大 延岡先生、神鋼 林殿:元ラグビー日本代表キャプテン)
来賓ご挨拶(近畿経済産業局 産業製造課 八島殿 決定
−4トラック、3セッションの全スピーカー決定
−5月26日(土)神戸産業振興センター
A交流会内容に関して
『阪神タイガース優勝プロジェクトを切る』;小田殿 (トラキチ)によるプレゼンご披露
−なかなか好評、本番まで更なるブラシュアップを。
6.その他
・会費制にて有志による懇談会開催、渡辺殿もご参加頂く
東京P2M研究会活動状況
■ 2007/3/31 (土)P2M研究会合宿検討 第3回(参加者7名) 11:00〜18:00
場所:日揮(株) 横浜本社 616会議室
<議事内容>
・ 報告書について一人あたり30分の発表
・ 質疑応答による最終調整と確認
以上
|