メッセージ
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2007年年頭のご挨拶

理事長 田中 弘:1月号

 皆様新年お目でとうございます。
 旧年に、協会の経営に参加して頂いた役員の皆様、協会事業を推進頂いた各委員会の委員の皆様ならびに部会のキーパーソンの皆様、協会活動に熱心に参加頂いた会員の皆様、そしてPMAJを種々ご支援頂いた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。そして今年も引き続きご活躍・ご支援をよろしくお願い申し上げます。
 昨年は2005年11月に統合事業を開始したPMAJが実質的にフル稼働をした1年でしたが、皆様のお蔭で順調な運営を行うことができました。基軸であるP2M関連の事業を円滑に引き継いで実施でき、また会員活動も大変盛んになりました。
 たとえば、昨年のPMシンポジウムは史上最多の参加者を得ることができ、また、運営体制も強化されて多彩な対応ができました。また、月例会も東京・関西共に参加者が大幅に増加し、さらに、各地での、P2M研究会を含む、研究会が熱心に活動を行い、プロフェッショナル・ソサエティーならではの活気がでてきました。
 私も関東地区をはじめとして、各地を度々訪問させていただき、会員の皆様と貴重な対話をさせていただきました。皆様の力強い活動に感謝しますと共に、皆様のPMAJに対する期待とご意見を多々お聞きして、実施可能なことから協会に着手してもらっております。  さて今年ですが、成長への期待と厳しい競争が交差する1年になるかと思っております。
協会では現在P2Mの改訂作業を行っておりますが、2007年度には改訂版が世に出る予定です。P2Mの内容は世界的にみても一歩先を行くものであり、初版が出てから5年の間の時勢の変化を採り入れ、また読みやすさを向上することにより、P2M普及に大きな弾みをつけたいと思っております。
 イベントでは、これまで通り恒例のPMシンポジウムと各地でのP2Mセミナーを開催するほか、5月26日(土)には、PMAJ関西が企画・運営を行う「プロジェクトマネジメント・フォーラムKOBE2007」を神戸市で開催し、また2001年以来の国際大会である”Program & Project Management Symposium Tokyo 2008(仮称)”を東京で2008年3月17日(月)・18日(火)に開催いたします。これらにより、PMAJの更なる浸透を図る所存です。
 PMAJの前身2団体の熱心な活動もあり、わが国でもプロジェクトマネジメントがかなり普及してきました。これは結構なことですが、このことは、反面、PM実践家のPMリテラシーがかなり上がり、PM関連の団体や書籍などPMのリソースが大幅に広がったということで、実践家の選択眼が養われたということであると考えます。
 このような中で、PMAJのプロダクツやサービスが今後共に実践家に支持されるためには、実践家ニーズを満たしていくことが不可欠です。この意味で会員の皆様の英知と経験あるいはホットな情報を今以上に協会にご提供下さるようお願い申し上げます。PM協会は会員の皆様が創り上げていく団体です。
 今年も皆様と共にPMAJを前に進めて行きたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
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