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「PMAJ オンラインモニター2006年5月号」

モニター氏

 いつものとおり、下記のモニター視点で書きます。
(1)多くの読者の目線で、まず面白いか(感覚です)
(2)面白ければ、どこが面白いか
(3)面白くないとすれば、それはなぜいか?
 (テーマか/論理性か/文章が悪いのか/物足りないのか/・・・)

全体に、見易さが改善された記事があり、量も適切なものが増えてきました。変わらないものもあります。


以下、個別のコンテンツについて、■と▼印で区切り、記述します。

■事務局インフォメーション :休載
■トピックス(活動報告)
▼ P2M関西セミナー
 毎回、コンパクトにまとまっているので読みやすく、適切な量だと思いました。セミナーの内容が的確に報告されていると思います。

▼ 4月例会報告
 写真があり、様子がよくわかります。記事の長さも適切です。内容も興味がある領域で、面白く読めました。筆者の考えに同感。OJT以外にも練習する方法がいろいろありそうです。

■ 会員の広場
▼ PMRコーナー
 小タイトルが付加されており、読みやすく、適切な量だと思いました。内容もなるほどと納得感が大きいです。

▼ 投稿 :休載
▼ 今月のひとこと
 工夫されましたね!!小タイトルが付加されて、読みやすく、納得しながら読めました。タイトルの「大きなマネジメントと小さなマネジメントとの違い(2)」そのものの答えは次号以降ということでしょうか?楽しみです。


■ 図書紹介
▼ 金子雄二
 今号は「弁証法」と見た時点で興味がうせてしまい、読むのが苦痛でした。長めの間隔でタイトル見出しはありますが、やはり、文章が長いので読むのが大変です。2スクロールくらいで終わる量が適切だと感じました。
 前回同様、本からの引用部分と、筆者のコメントが混同されています。引用部分はその箇所がわかるように明示し、全体の半分以下なるようにご配慮ください。厳密にみると、著作権侵害にあたる恐れがあります。
 小タイトルに「弁証法は商売で使える」等とあるのですが、「なぜそうだといえる?」と思いながら読み進んでも、なかなか答えが出てきません。

▼ デニマルさん
 面白く読めました。タイトル見出しも、量も適切でよかったです。筆者がこの本を推薦する理由も良くわかり、実際にこの本を読んでみたいと思いました。本の表紙写真や、Amazonへのリンクがあるといいですね。

■ 部会、SIG、P2M研究会
▼ グローバルフォーラム :休載
▼ PMAJ関西
 前半はプロジェクトマネジメントをかじった人にとっては機知の話で、「そうですか」という程度の感想(すみません)。前半は解説という位置づけなのでしょうか?後半の3段落でやっと筆者が登場し、そこからが面白いのに、終わってしまいます。タイトルも、「ITプロジェクトのリスクマネジメント」ではなく、もう少し具体的になるとよいと思います。

▼ PMP試験部会
 小見出しがつき、量の改善が見られました。ざっと読んで中身を理解することができます。内容は、なるほど、という感想です。

▼ P2M研究会
 短い量で、箇条書きに整理されてあり、適確に表現していると思います。
▼ IT SIG(1)
 プロジェクト・コミュニケーション・文化だけが読むかどうかの判断材料です。小見出し等で一息つく構造がほしいです。最終回とのこと、大変お疲れ様でした。連載ものは前号記事へのリンクがあるといいと思いました。

■ PMプロの知恵コーナー
▼ ダブリンの風(38): 高根 宏士
 小見出しがあり、量も適当です。政治の話題は、なかなか難しいです。この部分を、すっとばし、プロジェクトの話だけを読みたくなります。

▼ 統合マネジメント談義(10): 城戸 俊二 :休載
▼ マンション建替プロジェクト奮闘記(1): 岡本 政義
 量も適当、内容も面白いですが、見出しにもう少し工夫を。見出しからは段落の中身が想像できません。どのように奮闘したのか、の概要がほしいです。

▼ まいぷろじぇくと(14): 石原 信男
 イチローの話からの導入は、目を引きやすく、上手だと思いました。内容も、面白く読めました。見出しもよいと思います。


▼ プロマネの色眼鏡(8): 加畑 長昭
 とても面白い内容なのですが、長さと見出しのなさのために、読むのを断念しそうになる体裁です。記事を読むかどうかの判断材料は、「プロマネの色眼鏡(8):「一人前」 」という文章タイトルしかないので。筆者に結論には大賛成です。

▼ 夢工学(43): 川勝 良昭
 前半は意味がないので読み飛ばしました。3) 人格自然獲得説と成功失敗体験説 以降が比較的面白かったです。既知の話も多いので、筆者の考えをもっとたくさん聴きたいです(今号は最後の2文のみ)。

▼ PMのリース業への挑戦(4): 向後 忠明
 今回も後ろの段落の「このように・・」から読み始めました。見出しがほしいです。筆者の信条「挑戦無ければ、成長なし」はいいと思います。次にはそうだといえる根拠がきてほしいですが、肩透かし感があります。中盤、1段落1文章になっている箇所が、読んでいて意味をとるのが苦痛です。「読点(、)」のない文章が、ところどころにあります。読みにくさを増しているように思いました。次号以降に期待したいです。