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4月例会報告 報告者 渡辺 貢成：5月号
日時：06年4月28日ENAA6階会議室 演題：「プロジェクトマネジャーのヒューマンスキルの本質」 講師：伊藤 健太郎氏 伊藤健太郎氏は最近売出し中のPM関連の研修会社の社長でPMの大御所といわれるハロルド・カーズナーの信任が厚く、同氏の著書「実践プロジェクトマネジメント」の訳者でもある。 講演はプロジェクトの成功にはプロジェクトマネジャーのヒューマンスキルは欠かせない要素であり、PMの手法やツールも大事だが成功の80%はマネジャーのヒューマンスキルによるという話から出発し、ジョン・P・コッターのリーダーシップ論、ハーバード流交渉術に講演を展開した。講演は同氏が得意とする質問形式で行われ、受講者の発想を誘導しながら進められ、笑いを伴う有効な講演を展開した。 筆者もいささかPMをかじっている関係上話の展開に興味はあるものの、米国流のPM論は50%賛成であり、50%は日本人にそぐわないことを感じている。 ところがこの講演にはオチがある。講演を聞き、知識をいくら学んでも実践で使えないと何の役にも立たないという。まったく同感である。しかし、それならどうするといわれるとOJTしかないと答えてしまう。これではスピード化された社会では通用しないではないかと反論されるといささか弱い。 そこで講師はたくみに「例会はボランティア活動なので宣伝をするつもりではないが」、と前置きして「Virtual Leader」というコンピュータ・シミュレーションによるリーダー育成講座を紹介した。映画の予告編並みにさわりを紹介されたので講座を覗き見たくなる演出の巧みさに感心した。詳細はアイシンクホームページ http:///www.project-management-school.com/service/software/virtual_leader/ を参照のこと （4月例会風景）  |
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