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P2M研究会報告
P2M研究会参加者募集中!!
あなたの実践力を向上したいと思いませんか!

渡辺 貢成:5月号

1. 研究会準備会議(東京)
第1回 準備会(2006.3.15.)概要
@研究会の形式
即座に研究に取り掛かる前に研究参加者に対し、先行グループが研修を行い、参加者が その中から各自が実施したい事項を決めてもらうスタイルがよい
Aテーマは募集テーマのほかにキックオフで募集する
B研修会は毎回前半に先行者が講演を行う。
CP2Mの普及についてはP2Mの特徴を知らしめる。同様に研究の基盤も特徴を重視する。例:P2Mは構想計画が優れ、プロジェクト視点だけでなく経営的視点が大いに含 まれている。現代のプロジェクトスタッフは経営的マインドが求められている
第2回 準備会議(3.30.木)概要
@提案1:岩下提案
  • PMR実践ガイドブックの開発
  • PMRトレーナー育成カリキュラムの開発
  • PMRトレーナー資格認定制度の開発
A提案2:梶原提案
  • IT産業を例に事業計画を作成する際に、P2Mの手法や考え方を取り入れた「事業戦略シート」の策定をテーマとする
    具体的には
1)事業計画策定に必要な実践ガイドの開発
2)プロマネとして必要なビジネス法務の実践ガイドの開発
3)世の中の変化に対し、現状を見据え「あるべき姿」を描き、課題を明確にし、目標を設定し、行動する」思考回路を身につけるための方法としてのプロファイリングマネジメント
B発表:渡辺
  • P2M事例研究として少子化における高等学校のあり方と、教員の意識改革をテーマとした実践事例でプロファイリングマネジメントを実施した内容紹介。
  • OWモデルは時間の関係で説明できなかった
2. P2M研究準備会(関西)
第1回 2006.3.30.
第2回 2006.4.19.
1) スケジュール:06.4.1-06.3.31.
2) 運営体制:世話人 小石原
          事務局 松谷
3) 定例会議: 原則 偶数月 第3水曜日(合同会議)
   テーマ別会合は必要に応じて開催
4) 合宿、予算
5) テーマ
@緊急時や予期せぬ難問への対応について(小石原)
A実践事例集(PMIのケースブック)の研究(小石原)
BプロジェクトXに学ぶ(海蔵)
CP2M企業競争力型アーキテクチャの事例研究(岩崎)
D複数(プロジェクト)テーマ間の実行優先度判断・管理の仕組み(朝田)
E仕事に直結したテーマ
F製造業からのテーマがほしい
G事例に特化して深掘りしたい
H成功・失敗の分かれ目について取り組みたい
3. 東京第1回キックオフ会議(06.04.25.)(火)18:30-20:30
1) 東京、関西研究準備会の報告
2) 準備会からの提案
@プロマネとして必要なビジネス法務の実践ガイドの開発(梶原)
A事業計画策定に必要な実践ガイドの開発梶原)
BわかりやすいP2Mガイドの開発(7つの習慣にリンクしたような解説書)(梶原)
CP2M手法を活用した国際交流部会セミナーの開催(岩下)
D業界別P2Mモデル、あるいは事例プロジェクト別P2Mモデル
EP2Mと企業競争力強化型アーキテクチャの事例研究
3) 今後の進め方等に関する参加者の自由意見
  • どうしたら実務の中でP2Mを生かせるのか。特に、実務における価値創出事業にどのように繋げることができるのか、なかなか具体的なイメージとリンクしづらい。
  • P2M自身について、「ありのままの姿」、「あるべき姿」および課題が描き切れていないのでは。普及におけるターゲット(例:PMSの人数を5,000人にする等)は設定されているのか。
  • PMBOKにはケースブックがある。考え方・手法・どのような事例で成果をあげたのかが纏められている。P2Mにおいても同様な事例集があったほうが良いのではないか。
  • P2Mクラブにおける発表論文において実践事例が多数紹介されている。
  • P2Mをもっと世間で認知してもらいたいと思っている。何かできることはないか。自分達が体験したことを形式値化することで役に立てるのではないか。
  • お客さん(既存・潜在双方)が誰なのか明確にし、アプローチ方法考察の必要があるのでは。
  • P2Mは「趣味の世界」や「家庭での問題」といった身近なケースに適用できるのではないかと思う。たとえば、釣りが趣味とした場合、釣れないのが「ありのままの姿」であり、「あ るべき姿=大漁」に持って行くにはどのような「働きかけ」が必要か当てはめてみることもできると思う。
  • IT業界に属しているので、エンジ・発電などPMの先進業界でのやり方を参考にしたいという気持ちを持っている。
  • コンサルティングにおけるP2MやPMBOKの位置づけは、目論んでいることが世の中の流れと反していないことを確認するためのチェックツール的存在である。
3) 次回は5月(日程未定)
P2M先行実施企業ゼッタテクノロジー梶原氏の講演予定

4. P2M研究会の関連資料の保管
議事録その他関係書類はPMAJライブラリに保管会員各位がアクセスできる体制とする。