① |
渡辺 貢成(Kosei Watanabe)プロフィール |
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・1932年生、早稲田大学第一理工学部応用化学科卒
職歴:25歳でPMと出会い、PMは一生の仕事と直観し、化学プラント、日揮:石油精製プラント(国内外)、原子力関連プラント(原子力事業本部副本部長)、国際宇宙ステーション計画(関連子会社の専務)、JPMF(初代事務局長)、PMAJとプロジェクトマネジャー、経営者、P2Mガイドブック作成委員会、改定委員長、PM普及活動に従事し、現在は経験のなかったIT分野への貢献を考え、国際P2M学会「経営とITの融合」研究会、MS(マイクロソフト)の「ITプロジェクトのRFP作成」研究会を実施中。
著書: |
プロジェクトマネジャー自在氏の経験則(エンジニアリングビジネス誌月2回8年間)、プロジェクトマネジメント思考による日常革命、プロジェクトマネジメント実践講座、P2Mガイドブック(担当執筆コミュニケーションマネジメント)、とことんやさしいPMの本(監修) |
普及講座:東北大学(高度技術経営塾講師)、北陸先端科学技術大学院大学(中級PM講座)、中央大学PM講座、NECラーニング社(P2M活用講座)、PMAJ:PMS講座講師、その他
(参加者へのメッセージ)
① |
プロジェクトは実施のための基本概念がある
プロジェクトは業界が変わろうが、国が変わろうが基本は1つで、プロジェクトの実施は「プロジェクトマネジメントの基本概念」と「システムズエンジニアリングの基本的概念」から成り立っており、これを無視するプロジェクトは成功していない。注:日本のITプロジェクトはこの概念を知らずに実行して失敗率が高い) |
② |
プロジェクトは1つ1つ同じものはない
基本概念は同じで、これを踏襲しながらプロジェクトを進めるが、場面、場面で想定外の事例に見舞われる。プロジェクトマネジャーはこの想定外に遭遇しても「問題解決」を求められており、責任回避はできない。長年の経験と知恵を求められる職業である。しかし、問題は多くの場合身近な所にあるので、マネージャは決して逃げてはいけない。 |
③ |
プロジェクトは大勢のステークホルダーで成り立っている。
プロジェクトは顧客も含めたステークホルダーの調和によって成り立つ。マネージャには調整のために方向性と大局観(範囲の広さとバランス感覚)が求められる。世界中がグローバル化の方向に動いている時は変化の方向を間違えてはならないが、変化のスピードは環境により決める。 |
④ |
プロジェクト成功のためのキーとなる要素は最初に探す必要がある
プロジェクトは成功して価値を発揮する。プロジェクトのスタート前にプロジェクト成功のキーとなる要素を探すことが求められる。それはプロジェクトごと異なることを理解する。 |
⑤ |
プロジェクトマネジャーは危険に対する予知能力が求められている |
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② |
金子 雄二(Yuuji Kaneko)プロフィール |
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大手航空会社のIT部門に30年間勤務。その間、国際線予約・発券システム、空港システム等大型プロジェクトのPMを担当。その後、IT関連会社に出向し、香港現地法人の社長等を務め、1999年定年退職。定年後ストレスケア・カウンセラーの資格を取得し、現職のBTUストレマネジメント研究所(主任研究員)に勤務。PMAJでは、JPMFの設立当初からジャーナル編集委員を2010年まで担当、現在もオンラインジャーナルで連載記事を執筆中。他に千葉県松戸市観光大使。
【オンラインジャーナル 投稿コーナー 図書紹介 を執筆中】
(参加者へのメッセージ)
1. |
仕事を楽しくするためにどんなことをしていますか?
(プロフェッショナルを目指す) |
2. |
アフターファイブと家族を大切にする時間を持てていますか?
(自分の限られた時間を有効に使う) |
3. |
趣味をエンジョイしていますか?
(仕事に関係ない趣味で新たな自分を見直す) |
4. |
社会貢献活動もしていますか?
(世のため、人のために何かをしてみる) |
5. |
定年後をエンジョイするための準備を考えていますか?
(PPKを目指して、定年後を楽しく生きることを考えてみる) |
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③ |
川勝 良昭(Yoshiaki Kawakatsu)プロフィール |
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産官学3分野の職務を経験。新事業プロジェクトの計画~建設~運営の一貫実現が得意。1940年生れ。早稲田大学・第一法学部卒。
<産>新日本製鐵(株)テーマパーク事業部長、(株)セガ・テーマパーク事業部長、(株)NTTデータ経営研究所・顧問等を歴任。現在、経営コンサルタント
<官>岐阜県理事(県準三役、公務員試験合格)、新潟県参与を歴任。
<学>民間職&公職兼務でニューヨーク州立大学、岐阜聖徳学園大学、法政大学、東京大学、亜細亜大学、中央大学等の特任、客員教授等を歴任。現在、新潟県立大学・客員教授&中国政法大学(北京)客座教授。夢工学&夢工学式実践論(経営戦略論、ベンチャー起業論、発想法、エンタテイメント論)が専門。
<その他>現在、日本プロジェクトマネジメント協会・理事、(株)ビクター・ミュージック・アーツ契約作曲家。東京倶楽部(ジャズ・ライブハウス)専属ジャズ・トリオ・メンバー(ピアノ担当)
(参加者へのメッセージ)
私は、産・官・学の3分野の職務(★)を経験し、大小・種々の新事業プロジェクトの計画~建設~運営までの一貫した職務を遂行してきました。現在、経営コンサルタント、大学教授、プロ・ジャズ演奏活動(トリオ+歌手)などの仕事をしております。私の変わった経験知やノウハウ等が皆様のお仕事に役立つかどうか分かりません。しかし何か参考になるコトがあれば望外の喜びです。どうか何なりご相談下さい。
★職務経験=①新日鉄時代、ユニバーサル・スタジオ・ツアー(USJ)の企画開発。②セガ時代、横浜ジョイポリス(1号店)~東京ジョイポリス等の全国多店舗展開を実現。③岐阜県理事時代、岐阜セガ・バーチャル水族館、岐阜世界淡水魚園、昭和村等を実現。④新潟県参与時代、風力発電所、太陽光発電所、癌治療施設等を推進。⑤PMを基に「夢工学」と「夢工学式実践論」を構築し、種々の大学で教授。
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④ |
向後 忠明(Tadaaki Kougo)プロフィール |
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<職歴>
日揮株式会社: |
4年間: |
設計部 |
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16年間: |
国際PJ事業本部 各種石油/化学プラントおよび淡水化設備のPM |
NTT関係: |
10年間: |
NTTインターナショナル移籍 JICA調査団長(インドネシア) トルコ/タイ中央銀行システム構築PM NTT香港事務所代表/統括部次長/品質保証部長 |
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6年間: |
インドネシア PFI事業会社の役員 スリランカテレコム(民営化事業)の役員 |
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2年: |
NTTコム(PMアドバイザー) |
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2年: |
NTTリース(ファイナンス)の新事業開発PT長 |
現在: PMAJ理事、IPAPM委員、 会社顧問
著書: PM実務入門 & ワンランク上のPMを目指して
【オンラインジャーナル PMプロの知恵コーナー ゼネラルなプロ を執筆中】
(参加者へのメッセージ)
プロジェクトマネジメントは「日経SYSTEMS」で “激しい変化で不安になっても普遍的なスキルで自信獲得” と10年後も通用するスキルの1つとして説明している。
特に、現在は「ユーザにサービスとしてどのような価値を提供するのか」と言う視点でユーザの立場で提案ができるスキルが求められている。
P2Mのスキームモデルがその部分であり、このスキルはあらゆる分野のマネージャに必要なスキルと考える。
それがゼネラルなプロフェッショナルであるPMです。
すなわち、PMを志す人はどのような環境にもめげず、大胆に新しい発想で、新しい仕組みを考え、与えられた業務に挑戦できるような自己のたゆまぬ研鑽が必要であると言うことです。
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⑤ |
小林 允(Makoto Kobayashi)プロフィール |
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① |
汎用コンピューター専門会社に38年勤務。 |
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プログラマー(客先業務システム開発、受託プログラム開発、パッケージソフトウェア開発など) |
・ |
新規基本ソフトウェア客先導入(米国社製汎用機向けソフトウェアの作動確認、客先用初期設定、客先における稼働確認) |
・ |
X証券会社株式、債券取引システム(全国オンラインリアルタイムシステム)開発プロジェクト(コンピューター会社側プロジェクトリーダー)、 |
・ |
新機種日本導入プロジェクトリーダー(米国製汎用コンピューター新機種の日本市場への展開) |
・ |
ハードウェアメーカーと協働の汎用コンピューター開発プロジェクトリーダー |
・ |
A基本ソフトウェア群撤退によるB基本ソフトウェア群への移行プロジェクトリーダー |
・ |
企業統合に基づくB基本ソフトウェア群とCソフトウェア群の統合プロジェクトリーダー |
・ |
基本ソフトウェア主管本部長、IT関連商品企画本部長、オープンシステム主管本部長 |
② |
退社後大学の非常勤講師(継続中、12年目) |
・ |
今までに行った講義タイトルの例:
情報システム論、情報システム構築論、情報システム開発論、情報管理論、ネットワーク論、EUC論、e-ビジネス、など |
③ |
PMAJとの関わり |
・ |
会社に在職当時から「我々ソフトウェアの仕事の究極はプロジェクトマネジメントに帰着するのではないか」と思っていました。 |
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その後JPMF設立の計画があることを知り参加しました。 JPMFジャーナル編集委員/編集長、PMAJジャーナル編集委員/委員長などやらせてもらいました。 |
・ |
現在、PMAJ会員です。 |
(参加者へのメッセージ)
・ |
上記の通り、私はとにかくまっしぐらに仕事をやってきました。 |
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PMBOKを読んで自分のやってきたことの整理ができたように思います。P2Mも今読むと十分納得できます。しかし、先にこれを与えられて「これに沿ってやれ」と言われても、とても仕事はできなかっただろうと思います。理論、理屈があってそれに沿って恙無く出来る仕事も多くあると思います。 |
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PMは理論、理屈に合わないことが日常茶飯事にある。とにかくまっしぐらに仕事をする、そのための助けとしてP2Mのようなガイドがある、様々な先例がある、体験者がいるというように考えるのが良いのではないかと思います。 |
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⑥ |
城戸 俊二(Shunji Kido)プロフィール |
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● 職歴:
1962年 九大応用化学科卒、当時新興のプラントエンジニアリング事業に参入した東洋エンジニアリング(株)(TEC)に入社、以来プロセス設計エンジニアをスタートに、10数件のプラント建設プロジェクトを経てPE,PM,PCMなどの職務を担当。並行してENAAなどでPMの社会普及活動に参画。平成10年同社を定年退社、情報社会におけるPMのあり方を求めて (有)デム研究所を設立、現在に至る。
JPMF設立当初から現在(PMAJ)まで理事。またJPMF設立よりPMAJへ改組まで教育部会長を務め、この間にPM公開講座を立ち上げた。自らも講座を開設。
IT分野への展開をライフワークと考え、4年前より共通フレーム2007やIPAの ITプロジェクトに関する “見える化”研究活動成果などを紐解き、プラント建設プロジェクトで培われたPM手法との融合を研究中。
● 実務で得た知見
【東洋エンジニアリング(株)(TEC、36年間)時代】 |
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化学品製造プラント建設など10件以上のプロジェクトのDE(デザインエンジニア)、PM、PCMを担当。並行して事業へのPMS導入・普及(所謂PMO)に従事。 これらの体験を経てPMの行き着くところはPMS(プロジェクトパフォーマンスマネジメント)であると認識。 |
【自営業(DEM研究所、15年、現在継続中)を通して】 |
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判りやすいPM手法(見える化)を目指して演習キットを用いたPM研修プログラムを開発。
同プログラムを基にしたPM研修を主たる商品として各所(社)で普及。PMS構築支援。 |
【普及講座を通して】 |
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(一財)エンジニアリング協会 PM短期専門コース(現呼称)(10年間以上超継続中)
(元)高度ポリテクセンター(約10年間)、神奈川県情報サービス産業協会(4年間) |
● 参加者へのメッセージ
私は各種のPM手法の中でもWBSを活用した統合技術を得意としています。
<<WBSやWPには奥深い情報・ヒント・意図が詰まっている>>
WBSを如何にして作り、活用するかを深く理解している人は意外と少ない。多くは“WBSはプロジェクトで実施する作業をブレークダウンし、自分のイメージに合う体系に整理したもの」と考えている人も多かろう。しかしその程度のセンスで満足したPMができるだろうか。
<<WBSはチームワークに最適のコミュニケーションツール>>
WBSはステークホールダーの全員が見る、常に携える、互いに信頼し合い、齟齬が出れば直ちに調整し合うチーム共有の活動基盤。
<<WBSはプロジェクトマネジメントの大黒柱>>
ステークホールダー全員がこの大黒柱を拠り所にして計画し、作り、判断・評価する。またこれを基盤にしてQDCSや人材配員の適正化、問題究明・対策立案など行う。従ってPMの悩みがあるとすればその原因の相当量はWBSの品質(WBSに埋め込まれたPM要素間の関係性の適否)に由来する。
メンタリングに当たり これらの点を緒にお悩みを分析指導します。
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