話題提供 : 「知的財産とプロジェクトマネジメント」
~「オープン & クローズ戦略」と今後の知的財産戦略の方向性について~
・・・by 清水 一志 (メタウォーター株式会社 事業戦略本部 事業企画部)
日時 : 2016年7月12日(火) 18:00~21:00
場所 : 日本プロジェクトマネジメント協会 会議室
参加費 : (簡単なおつまみと飲み物を準備します)
PMAJ個人正会員 : |
1,500円/人 |
PMAJ法人正会員の社員または職員 : |
2,000円/人 |
PMAJ非会員 : |
3,000円/人 |
対象 : PMR (Program Manager Registered) 資格者
(PMR資格に関心をお持ちの方々の、オブザーバー参加を歓迎します)
概要:
国内製造業は、もはや「ものづくり」や多数の所有特許だけでは、勝てなくなってきている。そこでは、特許権の持つ排他的独占権がビジネスに必ずしも有効に作用しなくなってきているといえる。外国勝ち組企業は、利益を生み出すコア領域をクローズにする一方で、市場との境界にオープン領域を設定して多くの企業を巻き込み、自社に有利なビジネスモデルを巧みに活用している。オープン領域で市場形成を加速し、クローズド領域に利益を誘導する「オープン & クローズ戦略」の優位性が明白となってきた。即ち、クローズ領域からオープン市場をコントロールする仕掛けと、これを支える知財マネジメントがビジネスにおいて事前設計されている。そこで、近年の先進企業が採っている知財マネジメント=「オープン & クローズ戦略」を検討し、彼らのビジネスモデルが、これまでのハードウェアリッチからソフトウェアリッチ・制御系・情報系へと管理重点がシフトしている中、ITを駆使しつつ、制御を主体とし、更に生産ログ情報のビッグデータ化とサービスビジネスへと進化せんとしていることから、その産業生態変化の意味を探っていきたい。参加者の皆さんと親しくご議論できれば幸いです。
プロフィール : 清水 一志 (シミズ ヒトシ)
メタウォーター株式会社 事業戦略本部 事業企画部
1985年 |
富士電機株式会社入社 富士電機総合研究所出向 燃料電池の研究開発に従事 |
1997年 |
富士電機復帰 上下水道公共営業に従事 上水排水処理PFI事業に携わる |
2008年 |
富士電機と日本ガイシのジョイントベンチャーメタウォーター株式会社へ転社
知的財産管理に従事 |
2015年 |
研究開発テーマ管理、輸出管理 該非判定に従事 |
(自己PR)
企画・営業の経験により、それまでの限られた分野での研究開発には無かった貴重な知見を得ることが出来た。これ迄の経験を活かし、企画職・プロジェクトマネジャーとして自己の能力を更に発揮したい。
お申し込み : (お申し込み受付は終了致しました)
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