「第12回 PMAJ Networking」開催のご案内!
Networking事務局
話題提供:  「無理をしないで成功するプロジェクトマネジメント」
         ~モダンプロジェクト管理 Vs アジャイルプロジェクト管理~
         by 竹久 友二 (NTTデータ先端技術株式会社)
日時:  2015年6月18日(木) 18:00~21:00
場所:  日本プロジェクトマネジメント協会 7F 会議室
参加費:  (簡単な食事と飲み物を準備します)
PMAJ個人正会員 :  1,100円
PMAJ法人正会員の社員または職員/ITC資格者/CMAJ会員 :  1,600円
PMAJ非会員 :  2,100円
学生 :  600円
概要:  
 「伝統的なモダンプロジェクト管理」は、ビジネス要請から要件を固め、それに基づき、設計し、開発/試験そして提供となるいわゆるウォータフォール開発を前提としたプロジェクト管理である。成功のためには上流 (システム要件定義・設計) あるいは更に前の超上流 (ビジネス企画、戦略立案) が重要だと言われており、これを前提に開発プロセスの中で品質を作り込んでいく方法である。しかし、特にITシステム開発では、かなり以前 (たぶん20年位前) から、プロジェクト開始当初の要件定義の曖昧さ、設計品質不足等の問題から開発プロジェクトのマネジメントの難易度が高くなり、ベテランのPMでなければ成功できない状況が (今でも) 続いている。
 一方2001年のアジャイルソフトウェア開発宣言に端を発したアジャイル開発のプロジェクトマネジメントスタイルは、米国のソフトウェア開発コミュニティに広がっている。いまやDODでさえもウォターフォールモデルによる失敗の経験からイテレーションを繰り返すアジャイル開発を採りいれている。アジャイルプロジェクトマネジメントの基本は、モダンプロジェクト管理の綿密な計画に基づき、PMが全てを指揮する命令タイプではなく、ビジョンの共有に基づき下から支えるサーバント型のリーダシップであり最低限のルール (例えば、毎朝会議を10時から15分行う) と開発チームの自律 (自己組織化) に基づいている。基本はQCD (特にスコープ) 3制約を守る事よりも決められた期間 (通常2W~4W) で動くソフトを早だし、その結果を評価し次に何を作るかを決め次の期間の開発を行う。これを一定の時期まで繰り返しプロジェクトを進めるタイプで、むしろスコープは調整される (変化する) という点が異なる。それが結果的にビジネス的に成功する“価値”を作り出す方法と言われている。
 今回の話題提供は、両者のプロジェクトマネジメントの特徴・考え方を提示し、今後のプロジェクト管理の在り方を、実践経験豊かな参加者の皆さんと議論できますことを期待しています。
 (キーワード)
伝統的プロジェクト管理、スーパーPM、アジャイルプロジェクト管理 (APM)、自己組織化 (自律したプロジェクトメンバ)、プロジェクトマネジメント2.0、変化への対応 (しなやかさ、レジリエンス)
プロフィール:  竹久 友二
東工大卒、1974年電電公社 (横須賀通研データ通信研究部等)
OS、通信制御、PKG、仮想計算機システムなどのソフト開発に従事した後、テレコミュニケーションサービスのAPプラットフォーム開発や大規模システム開発のPMを経験する。これらのプロジェクトを通じソフトやシステム開発の実践方法、方式技術、プロジェクト管理のノウハウを体得し、1999年NTTデータに移籍しITプロジェクトリスク管理とプロジェクト審査の仕組み構築や問題プロジェクト撲滅の活動、PMOの立ち上げ等を行う。2004年NTTデータPMO代表、2009年先端技術、現在に至る。
現在はITシステム開発プロジェクト管理の指導やコンサルタント、PMの人材育成、学会活動等によるPMスキル体系等の活動を行っている
PM学会会員、PMAJ入会予定

1.主旨
 グローバル競争の下で環境変化が常態化し、全ての組織にとって、日常的に「変化」をマネジメントすることが求められています。その変化も大規模化・複雑化・緊急化し、従来の自社スコープのみでの対応が難しくなっています。このような背景の下に、新たな連携による取組みが模索されています。PMAJにも多様な会員様がおられますので、同様のニーズが寄せられています。そこで将来に向けた「共創の場(プラットフォーム)」として、「会員の会員による会員のための交流会」を構築していきたいと考えます。

会員交流会の様子

継続的な学習の場の提供(2 CPUポイントを発行致します)
情報交換、ベストプラクティス交換、人脈構築、異業種交流、の場の提供
会員相互の強みを活かし合った新たなビジネス開発の機会提供
PMAJの運営活動に対してのステアリング機能の発揮、
等、皆様への価値の提供と交流の場となるよう進めてまいります。
 ご参加頂いた方々からは、「今後も是非、継続して欲しい!」という高い評価を頂いています。
 (⇒ 参考資料「参加者アンケート」結果
2.スケジュール:
オープニング (18:00~18:30)
  名刺交換、自己紹介、ウエルカムドリンク
持ち回り話題提供及び Q & A (18:30~19:30)
ネットワーキング (参加者交流) (19:30~20:30)
協会からの話題提供 (20:30~21:00)
閉会 (~21:00)
3.参加者 :  PMAJ法人会員及び個人会員 (2 CPU ポイントを発行致します)
4.定員 :  20名
5.お申し込み:  (お申し込み受付は終了致しました)

よろしくお願いします。

(参考-1) 今後の開催予定
(参考-2) これまでの開催実績
以上
 
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