【 日 時 】 平成28年7月1日(金) 9:30~17:30 (昼休み1時間)
【 場 所 】 日本プロジェクトマネジメント協会 会議室
〒106-0044 東京都港区東麻布一丁目5番2号 トウセン東麻布ビル 7階
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【 対 象 者 】
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経営管理者、プログラムマネジャー、プロジェクトマネジャー、PMOメンバー、
プロダクトマネジャー、製品開発担当、ソフトウェア開発担当 |
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ビジネスアナリスト、コンサルタント、営業担当 |
※ 受講の前提条件はありません。 |
【 講座概要】
<ねらい>
現在、単体の製品では、本当の意味で「顧客価値」を実現することが困難になりつつあります。それは、従来の市場調査や市場分析から出てくる顧客像は、市場全体からの顧客像であることが多かったからです。市場全体を見ることで本当に顧客をつかめたのは、大衆が同じ欲求を持っていた時代です。だが、現在の個性的な市場ではその手法が有効とはいえません。しかし、製品やサービスにおける差別化のポイントが「技術」や「コスト」から「顧客経験」へと大きくシフトする中、顧客経験全体を捉えることが非常に重要となってきています。
但し、「顧客を中心にものを考える」ことは、理念としては当たり前にも思えますが、いざ実践するとなるとなかなか難しいものです。さらに、共通する性格や行動の特性を持つ世界中の顧客について、統計的にアプローチするには多大な費用と時間がかかります。しかし、新たなマーケティング手法を使えば、特定の顧客像を明らかにして、その特性を定義し、これに当てはまる人々や顧客に満足を与えることが可能となります。近年、人間中心アプローチに基づくデザイン思考、エスノグラフィー、ペルソナやカスタマージャーニマップといった手法が、顧客の生活の豊かさに貢献する手法として急速に普及しています。
本講座では、まず、自社のビジネスをどのように「顧客の時代」に適応させていくべきか、そのためにまず顧客経験とは何か、ビジネスにおいて何故重要か、といった基本となる考え方をご紹介します。
そのうえで、これまで企業が暗黙の前提になっている支配的な現実の見方、ルール、規範を意図的に超えることで、これまで検討してこなかった次元の解決策を導き出す上で必要となる、新しいゲームのルールに移行する(パラダイムシフト)方法について演習を通じて体得して頂きます。更に、その実現に向けて、個人、チーム、組織にどのような変革が必要となるか、その条件を理解して頂きます。
本講座はこれまで、ITユーザー企業向けの団体(JUAS)、及び大手ユーザー企業向けに開催実績があります。
<内容>
( 1 ) |
イノベーションの本質論 |
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1 ) |
イノベーションとは本質的にどう定義されるのか |
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2 ) |
どうやって、イノベーションを起こすのか |
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3 ) |
デザイン思考とは何で、何故、注目されているのか |
演習 |
( 2 ) |
どのようにすればイノベーションを確実に起こすことができるのか |
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1 ) |
顧客経験に焦点を当てる |
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2 ) |
システムとしてイノベーションを捉える |
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3 ) |
イノベーションの文化を根付かせる |
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4 ) |
規律あるイノベーションプロセスを採用する |
演習 |
( 3 ) |
ルール、規範を意図的に超える為のパラダイムシフト |
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1 ) |
パラダイムシフトとは何か |
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2 ) |
異質馴化 |
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3 ) |
馴質異化 |
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4 ) |
水平思考 VS 垂直思考 |
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5 ) |
アイデア発想のタイプ |
演習 |
( 4 ) |
パラダイムシフト実践(演習) |
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1 ) |
解釈のパラダイムシフト |
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2 ) |
戦略・ソリューションのパラダイムシフト |
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3 ) |
イノベーションを起こす組織の条件 |
( 5 ) |
デザイン思考のフレームワーク、プロセス、手法、マインドセットを体験(演習) |
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1 ) |
ある東南アジアの村の潜在ニーズを解決する |
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2 ) |
銀座のデパ地下の潜在ニーズを解決する |
<学習目標>
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顧客経験に焦点を当てることの意義が理解できる。 |
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暗黙の前提になっている支配的な現実の見方と、これまで検討してこなかった次元へのパラダイムシフトの各種手法が、体得できる。 |
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パラダイムシフトを起こす上で、個人の意識改革、組織の阻害要因・意識改革の必要性が理解できる。 |
<講義と演習の割合>
50対50 |
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【 講 師 】
中谷 英雄 氏 (株式会社ピーエム・アラインメント) |
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日本ユニシス、三井住友信託銀行を経てピーエム・アラインメント。
PM、イノベーション等のコンサルやコース開発。JUAS、大手企業向け研修コース研修講師歴。
PMP®、CSM®、CSPO®。 |
【 募集人数 】 20名 (定員になり次第締め切らせていただきます。)
お申し込み者が最少催行人数(10名)に満たない場合には、開催を中止する場合があります。
予めご了承願います。
中止の場合には、 締切日の翌日までにご連絡し、参加費全額を返金させていただきます。
【 参 加 費 】
PMAJ個人正会員 |
税込 : 11,880円 (本体価格:11,000円) |
PMAJ法人正会員の社員または職員 |
税込 : 14,040円 (本体価格:13,000円) |
PMAJ非会員 |
税込 : 17,280円 (本体価格:16,000円) |
【 申込締切日 】 平成28年6月13日(月)
【 参加費用のお支払い及びキャンセルについて 】
参加費用は、下記の指定銀行へお振込みください。
恐縮ですが、振込手数料は各自ご負担いただきますよう、お願いいたします。
振込先口座名: |
特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
トクヒ)ニホンプロジェクトマネジメントキョウカイ
三菱東京UFJ銀行 本店 普通預金口座 7655251 |
- 申込締切日以降のキャンセル : ご返金致しかねます。
(未納の場合でも席を確保しますので、受講費をご請求させていただきます。)
- 申込締切日前までのキャンセル : 受講費より振り込み手数料を差引いた額をご返金させていただきます。
【 各種ポイント 】
(下記、証明書を発行します。)
・ PMS資格者のCPUポイント : 14 ポイント
・ PMP®資格者のPDUポイント : 7 PDU スキル・エリアは Strategic
【 申し込み方法 】
冒頭にあります 「個人情報保護方針に同意の上、申し込み」 をクリックしてください
【 問い合わせ先 】
本件へのお問い合わせは下記までお願いいたします。
特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
〒106-0044 東京都港区東麻布一丁目5番2号 トウセン東麻布ビル7階
TEL : 03-6234-0551 Fax : 03-6234-0553 |
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