第1回チャリティ・セミナーで積極的な議論
 
佐藤 義男
 第1回チャリティ・セミナー「ビジネス・イノベーション実践法」は8月27日(土)に10名が参加(1名は大阪)して開催され、好評でした。講師の川勝氏が実際に手掛けた「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・プロジェクト」、「セガ・ジョイポリス・プロジェクト」、「岐阜バーチャル & リアリティ世界淡水魚水族館プロジェクト」、「有人・垂直離着陸飛行機の開発・生産・販売プロジェクト」を例に挙げ、「成功のためにやるべきことをやる」、「夢工学が説く成功の法則」、「発想のための10原則」は大いに役立つ内容でした。 参加者からは「新製品開発の計画で、上位管理者から了解を得るには?」、「新規事業の成功には、なぜ感性が必要か?」、等の質問があり積極的な議論がなされた。

 今、日本の産業界は構造的な危機に直面しており、改善よりも新しい事業の立ち上げが必須と成っている(川勝氏)。また、企業がグローバル化の中で企業競争力向上のためには、IT活用によるビジネス・イノベーションを実践できる人材を育成する方策が必要である(企業IT動向調査2009、JUAS)。このためには、川勝氏が提唱する「ベンチャー企業論」や「エンタテイメント論」を習得する人材育成の場が欠かせない。



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