【PMRクラブとは】
(1) ミッション
現在、PMR (Program Manager Registered)資格者は 73 名おられます。
PMRは、P2M (Program & Project Management) の発表直後の2002年4月に発表され、P2M職業人(日本における「新しい高度職業人」を意味する)の誕生をはかる目的でスタートしました。P2M職業人としてのPMRは、「プロジェクトマネジャーあるいはプロジェクトの中核リーダーとして、P2Mを実践できる人」を日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)が認定するものです。
P2Mを実践できる人とは、
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P2Mの知識体系をよく理解し、P2Mの考え方による思考力を発揮ができる人であり(思考力)、 |
② |
思考したことを、自信を持って実行できる人である(行動力)。 |
③ |
プロジェクトの実行において、プロジェクトそのものに、ときめきやわくわくするような気持ちを抱き、メンバーと良好なコミュニケーションを築くことができる人間性を持った人である(人間力)。 |
P2Mを実践できる人は、与えられたP2Mの場でも、自ら築いたP2Mの場においても、十人十色のプロジェクトメンバー及びステークホルダーとの対話を通じて、単なる言葉としてではなく、自分の意思や決定として伝えることができ、理解が得られる人である。そうしたことは最初からできるわけではなく、P2Mの活動を通じて自らのものにしていくのがPMRであると考える。
すなわち、PMRは「思考力」「行動力」および「人間力」を捉える機会となり、企業や社会など大小さまざまな組織・団体において、PMR資格者への期待と必要性に応えて、自己の学習や成長を伴いつつ、貢献や存在感を達成することを意味している。(参照「P2M実践力の手引き」(資格認定センター編)より)
(2) 部会の構成
目的 : |
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本クラブは、PMR資格を保有する会員相互の親睦と相互啓発を目的とする。 |
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それをもってP2Mの認知向上、価値向上、普及促進に貢献する。 |
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上記目的を達成するために、2~3ヶ月に1 回程度の会合を開催する。 |
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開催 : |
2~3ヶ月毎、これまでに通算24回開催 |
(3) 活動の概要
スケジュール : |
① |
オープニング (18:00~19:00)
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② |
持ち回り話題提供及び Q & A (19:00~20:00) |
③ |
近況報告 (20:00~20:30) |
④ |
協会からの話題提供 (20:30~21:00) |
⑤ |
閉会 (~21:00) |
(メンバー意識調査)
これに先立ち「PMR資格者へのアンケート」を実施しました。その中で、「PMAJ/P2M/PMRに対するご意見ご提案」をお尋ねしたところ、下記のようなご提言を頂きました。(参考 : ジャーナル43号、2012年)
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PMAJ/P2M/PMRの認知度を高めて欲しい |
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リーダーシップを発揮し、認知度を高めて欲しい |
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資格取得の普及拡大に努めて欲しい |
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PMとしての問題解決能力を更に高める必要がある |
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実践力のある真のPMの育成に努めて欲しい |
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人財育成の推進に努めて欲しい |
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特定の業種に偏重しないで欲しい |
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アカデミックなものより実践事例を重視して欲しい |
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会員から信頼され、愛される組織として発展して欲しい |
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外に向けて開かれた「場」「コミュニティ」を提供して欲しい |
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他組織との融合・統合 |
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資格認定後のフォローアップを充実して欲しい |
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P2Mの普及啓蒙活動を充実して欲しい |
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P2Mの有効性をもっとアピールして欲しい |
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P2Mの強みを活かしたプロモーションを展開して欲しい |
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P2M研究会活動を充実して欲しい |
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日本のための競争力強化 |
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タブー視されているテーマへの挑戦 |
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更なるグローバル化の推進を図ってほしい |
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更なる情報発信を推進して欲しい |
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知的財産として高度活用できる仕組みを構築して欲しい |
以上
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