PMR資格とは、
「あらゆる分野・業種にプロジェクトマネジャーとして参画し業務を遂行できる実践力」を、日本プロジェクトマネジメント協会が権威ある第三者の立場で学識者および実務者によって、公正な審査で認定されるものです。
PMRは、P2Mの4つの資格の第3レベルで、
第2レベルのPMS(プロジェクトマネジメント・スペシャリスト)の上位資格です。
【P2Mの4つの資格】
レベル
資格名称
第1レベル
基礎
PMC
プロジェクトマネジメント・コーデイネーター
第2レベル
中級
PMS
プロジェクトマネジメント・スペシャリスト
第3レベル
応用
PMR
プロジェクトマネジャー・レジスタード
第4レベル
高度
PMA
プログラムマネジメント・アーキテクト
「PMR資格制度」は、受験案内書「
能力ベース資格認定ガイドライン
」をご参照願います。
PMAJホームページの「PMR資格」、更に詳細は、受験案内書「能力ベース資格認定ガイドライン」7.2章プロジェクトマネジメント・レジスタード(PMR)をご参照願います。
※PMRはPMAJの登録商標です。
PMR資格試験は、あなたのプロジェクトマネジャーとしての実践力を認定します
PMRの人材像は、実践力の形成者で、実践力の5つのアイテムの保有者です。
実践力は3つの力で示されます。3つの力と5つの実践力のアイテムとの関係を示すと、次の通りです。
「実践力」の3つの力
実践力の形成者の5つのアイテム
(1)
思考力
創造力
問題解決力
「コンプライアンス」は
すべてに共通です
(2)
行動力
リーダーシップ
(3)
人間力
コミュニケーション
PMRの「実践力」は、「3つの力」を認定します。
実践力は、3つの力の共通アイテムであるコンプライアンスのもとに捉えられます。
思考力
与えられたミッションに対して、あるべき姿とありのままの姿を描き出し、遂行すべき事柄の課題・問題を切り出し創造力を発揮することで、いかにしてミッションを達成するかといった道筋思考ができるかです。
行動力
思考したことを実行可能な計画におとし、課題設定力、問題解決力を用いて、自ら計画を成果に結び付ける行動がとれるか、また、リーダシップをもって、適切な指示を与えることができるかです。
人間力
リーダーシップをもって、十分なコミュニケーションをとり、チーム力の引き出しをして人を動かすことができるかです。
PMR試験の合格者の声
[ IT企業 ] Aさん
第2次コース試験の演習審査は、試験というより実習の感じで、すごく役立ちました。
[ 製造系企業 ] Cさん
ただ物をつくるプロジェクトから、使命達成や 価値創造を重視するプログラムがわかりました。
[ 建設・エンジニアリング企業 ] Bさん
実践力があれば未経験分野・業種の問題についても
解決する自信が深まりました。
PMR資格試験 概要
PMR:Project Manager Registered
「第1次(総合試験)実績評価」、その合格者に対する「第2次(コース試験)実践力判定」の2段階審査を経て「PMR」の資格を付与する審査プロセスを採用しています。
3種類混合試験形式で複数審査員による能力判定を行います。
プロジェクトマネジメント実務経歴書とプロジェクト実績論文による書面審査
課題論述試験 (180分)
経歴とプロジェクト実績論文に関わる個人面談審査 (30分程度)
カリキュラムは、実践力判定の目的で、プロジェクトマネジメントに共通する事例で構成されています。
(注)原則隔週土曜日(午前、午後各1モジュール(150分)で、約2.5ヶ月間で合計8モジュールの コース試験審査を行い、中間と最終に個人面談審査を行います。
■ 第2次(コース試験)の実践力判定カリキュラムの例 (実際の試験と異なる場合があります)
1日目のケース
2日目のケース
中間面談
3日目のケース
4日目のケース
最終面談
午前の
モジュール
(150分)
(領域)
情報系・経営系
(テーマ)
ITガバナンスの推進
(領域)
エンジ系・製造系
(テーマ)
工場の安全管理問題の対策
1日目と2日目のケース結果を受験生にアドバイス
専門家の審査官と受験生の質疑と指導など
(領域)
サービス系・ 行政系・金融系
(テーマ)
ある事故のりスクマネジメント
(領域)
情報系・ 経営系
(テーマ)
情報システムの建て直し
コース試験結果を基に受験生にアドバイス
専門家の審査官と受験生の長所・短所の確認など
午後の
モジュール
(150分)
(領域)
建設系・サービス系
(テーマ)
マンションのクレーム処理
(領域)
全領域に共通
(テーマ)
リーダーシップと動機づけ
(領域)
経営系・サービス系
事業開発系
(テーマ)
CSRや価値創造の経営改善
(領域)
エンジ系・ 建設系
(テーマ)
大型プラントの建設
審査方式
PMRの認定試験の審査は、学識者や実務経験豊富な企業の専門家などにより、P2Mの知識体系を色々な業種や業務でどのように実践力として活用できるかを判定します。ワークショップ・論文や面談審査などを通じて、隠れた部分の実践力を引き出して判定します。
「審査方式」の詳細は、受験案内書「能力ベース資格認定ガイドライン」8章 審査認定方式をご参照願います。
応募資格 〈次の条件を満たす方です)
PMAJ認定プロジェクトマネジメント・スペシャリスト(PMS)資格を保有 (資格認定登録)していること
プロジェクトマネジャーあるいは中核メンバーとして3年以上のプロジェクト実務経験があること
試験日程
受験料及び登録料
CPU (Continuing Professional Development Unit )制度
資格更新は5年毎に行い、実践力向上維持のためにCPU制度が設けられており、自己啓発が促されます。
PMR資格者のCPUは、資格継続学習・実践の視点に基づいています。
受験申込み案内資料のご請求は、
こちらから
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