P2M普及・推進部会コーナー
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P2M普及・推進部会に参加してみませんか?

P2M普及・推進部会 部会長 藤澤 正則 : 3月号

参加メンバーの募集

P2Mの普及推進には、多くの人の知恵や情報を必要としています。
遠隔(リモート)での参加が可能であり、資料の査読や提言、P2Mに対するご意見でも構いませんので、ぜひ一緒にP2Mの普及推進を考え、実現していきませんか?

1.はじめに
 P2Mは、2001年に第1版が発刊され、現在は、第3版がリリースされています。
 P2Mは、実践すると役に立つ「見方、考え方、進め方」の標準ガイドですが、残念ながら、なかなか普及が進んでおりません。そのため、有志で話し合った結果、「その背景に何があるのか?」「課題を解決していくにはどうするとよいのか?」を検討していく必要があるとの結論に至り、P2M普及推進部会を発足させることになりました。
 P2M普及推進部会は、2023年4月から活動を開始し、毎月、情報共有する場を設けています。どのように進めていけばP2Mの普及が進むのかを話し合い、行動計画を立て、実践しております。

2.実施事項
 今回は、これまで行ってきた内容と2024年度に実施する内容について、ご案内いたします。
(1) 啓蒙活動
① コンテンツのまとめと提言
  • これまでP2Mの調査研究や実践事例の資料を整理してきましたので、今後、活用できるコンテンツ充実の実現を進めます。
  1. * 検討案 : これまでのPMシンポジウムの講演資料などから有用なコンテンツの抽出・精製を行う。

② 業種業態に合わせたわかりやすいP2Mの資料作成
  • P2M標準ガイドブック、P2M豆本がありますが、よりわかりやすい資料の作成を進めます。
  1. * 検討案 : 「一人から始める「自分達の締め切りのある想いを実現したいこと」を本当に実現するP2Mのプログラムマネジメント」の資料の作成
    下図は、中小規模の製造業におけるP2Mプログラムマネジメントの活用事例です。
    経営との親和性の高いことが、実践事例から見えてきます。
図1:P2Mのプログラムマネジメントの活用方法
図1 : P2Mのプログラムマネジメントの活用方法
(参考資料PMAJでの講習資料より)

③ セミナーの企画
  • 2023年度は、PMAJ理事 佐藤義男氏の講演「DX時代に必要なマネジメントとは」を無料開催いたしましたが、2024年度においても無料セミナーの開催を予定いたします。
    下図は、佐藤氏の講演資料にある「IT分野のDX実現フレームワーク例」です。
図2:IT分野のDX実現のフレームワーク例
図2 : IT分野のDX実現のフレームワーク例

(2) 「P2M標準ガイドブック第4版」のリリースに合わせたプロモーション活動の実施
① 9月のPMシンポジウムでのブースでの展示
  • 第4版のP2Mの標準ガイドブック及び資料の展示 (予定)
② 11月開催予定のPMAJのイベントでの情報開示
  • 第4版の概要版の資料配布 (予定)
(3) 他の組織との情報共有実施の継続
  • デジタル庁、IPA、JUAS、経産省、国土交通省などへのPMAJ、P2Mの紹介

以上、P2M普及活動へのご支援よろしくお願いいたします。

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