3 ) |
リーダーシップとステークホルダーの関与
便益を達成しプログラムを成功へ導くために、リーダーは積極的にステークホルダーを関与させます。
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4 ) |
便益マネジメント
プログラムは便益の必要性から引き起こされます。そのため、便益マネジメントはプログラムマネジメントの中核をなしています。便益マネジメントサイクルは、特定、計画、提供、レビューから成り、プログラムを通して継続的に行われます。
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5 ) |
青写真の設計と提供
便益モデルやプロジェクト構築のベースを提供するもので、サマリーレベルより具体化されたものです。青写真は将来の姿を表わし、青写真の設計と提供は、後述するビジネスケースが受け入れられるまで繰り返し行われます。
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6 ) |
計画とコントロール
ここでは、プログラム準備計画、プログラムの定義、プロジェクト記述書およびプログラム計画を作成します。計画に基づいてプログラムを実行し、成果物の改善やプログラム継続の正当化のためにプログラムをコントロールします。
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7 ) |
ビジネスケース
ビジネスケースは、青写真を実現するために作られる計画書等の資料から構成されます。投資するだけの価値は生み出せるのか?に答えるもので、プログラム期間中その実現可能性の検証を行います。
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8 ) |
リスクと課題マネジメント
プログラムマネジメントの成功のためには不確実性、複雑性、曖昧性のマネジメントと許容が必要になります。そのため、リスク(不確実な事象)と課題(起こった事象)による影響を正しく理解し、より良い意思決定を支援する必要があります。プログラムリスクマネジメントの場合は、特定、評価、計画、実行から成るサイクルで表されます。また、課題マネジメントの場合は、補足、検討、行動方針案、決定、実行のサイクルで表されます。
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9 ) |
品質と保証マネジメント
マネジメント活動が適切に機能し、目標達成の範囲内であることを確認します。品質と保証マネジメントは、プログラム全体期間を通じて実行されます。そのうちプログラムにおける保証マネジメントは、3つの視点(保証マネジメント原則、技法、アプローチ)から構成されます。 |