Women's PM
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年の瀬

株式会社エイチアイ・シス 石川 博子 [プロフィール] :1月号

年の瀬も迫り、毎日、大掃除や年賀状作成、おせち料理の準備など、普段ではない行事が多く、あたふたとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は、皆様にとってどんな年でしたか。私にとっては、「変革」の前触れのような年でした。その一つは、ソニックガーデン社様の「納品のない受託開発」という開発スタイルを学び始めました。弊社はソフトウェアの受託開発を主軸にしていますが、一括受託開発で、継続的にお客様とワンストップで関わることが望みではありますが、なかなか困難な状況もあります。そのような場合、「納品のない受託開発」は、継続的なお客様との関係を構築でき、お客様に価値あるシステムを提供できます。これを実現するために、このような志をもつ人々とともに、コミュニティーを形成し、切磋琢磨し続けています。私にとって、一つの挑戦です。
もう一つは、PMAJ主催の「PMシンポジウム2013」の副PD(プロジェクトディレクタ)のお役目を頂いたことです。初めてのお役目でしたが、皆様のお陰で、勤め上げることができました。大会のテーマである「新たな価値創造、そして成長」をもとに一橋大学の米倉様教授、イーウーマンの佐々木かをりさんの基調講演、2日間で48セッションの講演は、満足度も高く、成功裡に終わりました。これも、一人では何もできない私ですが、約100名の当日運営のスタッフを含め、多くの方々と一つの目標に向かい、「プロジェクト」を成功裡に終えたことは、一つの自信につながります。
そして、今年も私は、フルマラソンを走り切りました。今年は、時間制限がある国内のマラソン大会・湘南国際マラソンでした。当初から、自信はなく、どこかで、リタイア=「回収バスに拾われる」なのかなと思っていました。なにせ、夏に練習をした際、5キロも走れない日もありましたし、暑さには弱いのです。23度を超えるような日は、どうもだめなようです。しかし、湘南国際マラソン当日は、そんなに暑くなく、どうにか時間内に走りきることができました。このマラソン大会も3000名近くのボランティアに支えられています。受付や沿道で補給の水やバナナ、おにぎりの準備など数えきれません。もちろん有償で参加しますが、多くの方に支えられていることを実感しました。
今年も、本当に多くの方に支えられた一年でした。2014年はどんな年になるのでしょうか。楽しみにしています。

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