オンラインジャーナル/Women's PM

　石川　博子

石川博子福岡大学工学部電子工学科を卒業し、ゲームメーカーへ就職する。
ゲームメーカーでは、開発企画に属し、ゲームの企画開発及び障害者用製品のソフト開発に従事した。その後、結婚退社し、コンピュータエンジニアのフリーランスとして活躍する。
1998年6月株式会社エイチアイ・シスを設立した。株式会社エイチアイ・シスでは、多くのプロジェクトにSEとして、参加し、現在はプロジェクトマネジメント支援として開発環境ツールおよび開発管理ツールの販売、開発委託の受託、および開発事業にいそしむ。
最近は、Web関連の受託開発を「お客様にオーダーメードするシステム」をサービスとして提供している。

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女性が働き続けるということ

株式会社エイチアイ・シス　石川　博子　[プロフィール]　：10月号

ここ数日、朝晩が涼しく、秋めいてきましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
最近、女性が長く働いていける環境づくりは、着々と進んできているように思います。とはいえ、地域や企業により取り組みは様々です。
私が暮らしている「横浜市」は、女性の活用に積極的で、特に女性起業家育成に力を入れているようです。
(公財)横浜企業経営支援財団には女性起業家支援チームがあり、私の地元では男女共同センターもあり、女性支援のセミナーや子育て支援など、生活しやすい環境があります。横浜市で待機児童がゼロになったということも、周知されていることと思います。
私も知らないうちに、女性起業家を支援する事業がいくつかありました。スタートアップする前から「女性起業UPルーム」として事業相談、アドバイスなどを行ってくれます。アイデア段階から、相談できます。
オフィスに困ったら、女性起業家専門のスタートアップオフィス「F-SUSよこはま」で、打ち合わせスペースをビジネスの拠点とすることもできます。ここで、起業・経営の相談やセミナーも行われ、先輩女性経営者によるメンタリングも行われるようです。
特に今年は、「横浜ウーマンビジネスフェスタ2013」が12月に開催の予定です。そのフェスタでは女性起業家のプレゼンテーションや先輩女性経営者のセミナー、横浜の林市長、ディー・エヌ・エーのファウンダーの南場智子さんの基調講演や交流会などが行われます。働く女性を対象に取り組んでいる横浜に私は住んでいて本当に良かったと思いました。普段の生活の中でも、元気な女性の姿を見ることが多く、年齢、世代に関わらず、強さを感じます。
女性の力が日本のこれからの社会を元気にすることを期待しますしそうだと信じています。今年の「PMシンポジウム2013」の2日目の午後のセッション(B-7)では、企業内の女性活用について、力強いお話を講演者の方々にしていただきます。企業としての女性活用の取り組みや女性が働き続ける体験、どのように結婚、出産、子育て、キャリアアップをこなしてきたのか、企業内の女性の活かし方など、有益な情報が満載です。是非、皆様、ご参加ください。では、お待ちしております。