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P2M的な歴史ロマン

匿名 (PMR2005年取得): 6月号

先日、京都・奈良を訪れ、お寺を見て回りました。
天候もよく、ほうぼう徒歩で散策することができました。
学生の時には、近所にありながら全く興味を抱かなかったのですが、それぞれのお寺の広さや建造物の大きさ、庭園の見事さなどに感心してしまいました。しかも、それらは戦火などで消失してしまったものも多く、のちに再建されたものであるという発見もありました。
時の権力者や有力者の命によりが再建されたとだけ歴史には記されますが、膨大な数の作業者へどのように指示を出して、どのように管理していたのだろう。ふとそのような思いにとらわれ始めました。
ミッション
技術手法の決定
人手の調達
資材調達
作業計画ブレークダウン
作業品質管理
整合性評価
耐久性評価
報償

時代劇やドキュメンタリーなどでは取り扱われないテーマなので、当時のことはうかがい知れません。しかし、現在でもお寺・神社の補修工事が多く行われており、このような伝統を受け継がれているかもしれない、現在の補修事業はどのような「プロジェクト管理」されているのでしょうか。過去と現在のつながり、一風かわった「歴史ロマン」ではありますが、みなさんはどう思われますか...

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