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プロジェクトマネジメントを通して

千葉工業大学 田中 進一郎 [プロフィール] :9月号

入学のきっかけ
 私が千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科を知ったのは高校3年の夏でした。私が通っていた高校は工業高校でも専門学校でもありませんでした。ただぼんやりと高校生活を過ごしていました。いざ進路決定の時期になった時にどの大学の学科内容にも興味が湧きませんでした。そして、闇雲にパンフレットを漁っているときに出会ったのがプロジェクトマネジメント学科でした。プロジェクトマネジメントでは人を動かす、お金を管理する、時間を管理することが大事であり、プロジェクトを成功に導いていくことに重要です。人をまとめたり、計画を立て、何かを成し遂げることに興味を抱き、入学を決意しました。

授業内容
 1、2年前期ではプロジェクトマネジメントの基礎知識、グループワークなどを学びました。2年後期からは今まで学んできた知識を使ってプロジェクトができるようにするためのプロジェクトマネジメント実験という上流工程を主体とした仮想プロジェクトを行い、3年前期では下流工程を主体としたプロジェクトマネジメント演習を行いました。

プロジェクトマネジメント演習
 私はプロジェクトマネジメント演習でプロジェクトマネージャを務めました。プロジェクト序盤では知識と実際にやるとでは全然違うもので、プロジェクトが思うように進まず、メンバとのいざこざ多々起こってしまいました。私はさまざまな資料に目を通し、メンバとのコミュニケーションを密に取り、どこが悪いのかを一緒に考えていくことで溝を解消することができました。そして無事、納期通りにシステムを納品することができました。今、この話をできるのは私達チームが真剣に向き合ってきたからこそ笑って話せるものなのだと思っています。

これから
 現在は4年生になり、就職も無事に内定を頂くことができましたので卒業研究に勤しんでいます。振り返ると、このプロジェクトマネジメント学科に入ってからはとても充実していました。大変なこともありましたがその壁を乗り越え、成長していくことができたからだと思います。また、卒業までに必要な単位は卒業研究以外すべて取り終えているので今後はさまざまなことに挑戦していきたいと考えています。それは資格の勉強であったり、いろんな人と交流をしたり、社会人になってからではなかなか体験できないことを学生のうちに楽しんで取り組んでいきたいと考えています。
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