① |
スタッフとしてのコントローラは“知識”を売り物にするのではなく、“判断”が売り物である。 |
② |
ネットワーク手法を活用し、あまり細かな論理ネットワークを作るとコンピュータに頼り過ぎになり、ほとんどゴミ箱に直行するような多種類、多数のアウトプットを出しては消耗することになる。 |
③ |
スケジュール上あまり厳しくないところや、作業担当レベルに一任できるところをやたらに詳細にし、作業単位数を増やさないようにする。 |
④ |
例外管理を心掛けること
すなわち、スケジュール上厳しくそして問題のありそうな部分を集中的に、そして合理的に徹底監視する。 |
⑤ |
スケジュールコントローラが配員されると、全てスケジュールに係わることは彼らによって行われるのかのような幻想を抱く人も多い。コントロールはプロジェクト関係者全員の仕事であり、その中心にいるのがコントローラである。この事のPRは良くしておく必要がある。 |
⑥ |
スケジュールの徹底はただ単に会議や書類で伝達するだけでなく、その通り実施されているかどうかをたどる不断の努力が必要である。 |
⑦ |
タイミングの良い指示が必要である。 |
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常にタイミングの良い目標が指示され |
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何が重点となる動きとなるかがわかるような指示でなければならない。 |
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問題発生前に問題発生となる源をつぶすことが肝心である。 |
⑧ |
スケジュールの後半になる程できるだけ多くのフロート(余裕)を与える。
特に海外プロジェクトは思いもよらないことがいろいろ起きるので、決して初めから無理な工程は立てないこと。 |