岩下 幸功 大手家電メーカーにて培ったプロジェクト & プログラムマネジメント（PM）の経験とスキルをベースに、「21世紀型のプロジェクトマネジメント」に関心を持ち、新しい手法の研究開発を模索してきました。結果を「共創マネジメント」として体系化し、その普及促進のために、総合的なPMコンサルティングを行う、シンクリエイト社（http://www.syncreate.jp）を創立経営しています。 ① P2Mを中心としたプログラムマネジメントのコンサルティング ② PMBOKを中心としたプロジェクトマネジメントのコンサルティング ③ CMMIを中心としたプロセスマネジメントのコンサルティング PMS、PMR及びPMP 国際P2M学会、東京P2M研究会、アブダクション研究会 PMAJ理事 広報部会長兼ジャーナル編集長
「復興元年～王道のPMを往く～」
昨年は世界的に様々な想定外(？)の事が起こりました。取り分け、日本では3.11の東日本大震災とそれによって引き起こされた福島原発事故からの復旧・復興が最大のテーマとなりました。しかしながら、復旧・復興作業は遅々としているようです。取り分け、最も期待されていた、政治のリーダーシップに見るべきものがなく、徒に時間のみを費やしたように思います。また原発事故からの復興は未だ予断を許さない状況にあります。コントロール不能な核物質を今後も長い時間を掛けて維持していかなければなりません。更に、グローバル経済の不安定さと共に周辺海域では覇権を求める拡張主義との摩擦も繰り返されるようになりました。