大阪フォーラムコーナー
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「プロジェクトマネジメント・フォーラム2011 大阪」開催にあたり

PD 山崎 正敏 (理事、PMAJ関西代表) [プロフィール] :4月号

 2011年7月31日(日)に大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で、「プロジェクトマネジメント・フォーラム2011 大阪」を開催します。是非、ご参加ください。
プロジェクトマネジメント・フォーラム2011 大阪  開催に先立って4回(4月号から7月号)にわたって、実行メンバーから本大会の紹介を行います。第1回目(4月号)では、大阪での大会に至った経緯など概要を述べていきたいと思います。
 「関西でも、大きなPMの大会を開催しよう!」と、私が心に誓ったのは、2003年にPMAJ関西代表に就任したときでした。それまでに理事として東京開催のシンポジウムにも関わっていましたので、「何とか関西でも」という強い気持ちがありました。当時PMAJ関西では、月1回の例会が唯一の活動でした。その後、P2M研究会、自主研究会、PMP受験対策講座などを実施し、会員活動が活発になってきましたので、2007年度に大会を実施しようと決意しました。2005年度末の頃でした。
 開催地をどうするか。非常に悩みましたが、京阪神の3都市を順に会場とし、最低でも3回は大会を開催し成功させようと考えました。また、大会名の最後に開催する都市名を入れよう、できれば地域性を出していこうと決めました。
 2007年5月に神戸で、2009年5月に京都で無事開催できました。神戸では、初めて大きな大会を実施するということの大変さを味わい、京都での大会では直前に新型インフルエンザの流行がありリスクマネジメントの重要さを学びました。そして今回、2011年7月に大阪での開催となります。「三都ものがたり」の一応の完結です。
 大会実行メンバーとしては、PMAJ関西の例会などを運営している幹事・キーパーソンが、各役割についています。会社での仕事の合間に、例会の準備・実施をし、さらに本大会の準備にも取り組んできていますので、忙しくて大変だと思います。今回で各メンバーも3回目となりますので、多少なりとも経験を積んできましたので、大きな問題はなく準備を進めてきております。しかし、プロジェクトの独自成果性という特徴のとおり、これまでの大会では無かった新たな課題に対する意思決定を下していくことが必要となっています。このことが、各メンバーにおけるプロジェクトマネジメント力の強化、そして成長にもつながっていると思っております。
 最後に、本大会が関西での経済活動の活性化に少しでも寄与できればと望んでおります。そして関西経済の活性が今般の東日本大震災を乗り越えていく復興の力になって欲しいと(阪神・淡路大震災の経験者の一人としても)心から願っております。
 来月号(5月号)は、中江さん(例会担当幹事、本大会の企画・CFP審査チームリーダ)にバトンタッチいたします。
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