P2M研究会
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東京P2M研究会9月例会議事録(9月16日開催)

内田 淳二:10月号

東京P2M研究会9月例会
1. 日時:2008.9.16. 18:30〜20:30
2. 場所:ENAA 7A会議室
3. 出席者:岩下、中村、仲田、藤沢、佐藤、渡辺、内田
4. 議事
4.1 今月のP2M関連イベントから
@ PMシンポジウム2008(9.4,5開催@タワーホール船堀)
P2Mのこれからについて;
今年も1500名の参加を得て盛大に行われた。来賓挨拶では経済産業省製造産業局後藤次長からP2Mがこれから歩むべき道を示唆された。
以下、概要;
  • 可視化しやすい部門戦略を実現するための資格だけでは不十分。
  • 複雑かつ不確実な経営問題を解決するには全体戦略にフォーカスした実戦部隊が必要になってくる。P2Mは、このような今日的経営課題に対応するように期待されている。
    P2M実践家の活動が世間で注目される契機になるかも知れない。
   現場力を高めるプロジェクトマネジメント(渡辺理事)
    日本の現場力は、ミドル層の再生が鍵である。
    目標が明確な時代(1985年まで)、個人の技量がそのまま企業の成長に貢献出来た。複雑、不確実な経営環境では個人の能力が高いだけでは企業の成長に結びつかない。組織IQ(知能指数)が高くなければ、成長できないことが明らかになって来ている。組織IQを上げることで、人財が生きる。
A 国際P2M学会秋季大会(9.19開催予定@日本工業大学神保町キャンパス)
  プラント系エンジニアリング企業の組織能力〜IT業界への適用〜(渡辺理事)
エンジニアリングとマネジメントの分権体制、いわゆるマトリックス組織の成功要因とIT業界における「超上流をIT化する勘どころ」には 共通点がある。マトリックス組織の成功要因を良く学習し、「仕事には、 規模の大小に関わらず正しい手順がある。」ことを知る必要がある

4.2 今期活動テーマについて
 今回より東京大学生産技術研究所の佐藤氏が参加。内閣府が主導している防災力向上をテーマにしたビジネス創出の課題を考えてみることになった。

*次回は10月11日(土) 10:00AMよりCYDビル 7Aで実施予定。
以上
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