P2M研究会
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P2M研究会報告

田中 英男:4月号

1. P2M研究会の現状
 P2M 研究会は東京、名古屋、関西、中国・四国、九州と活動していますが、関西の研究会は飛びぬけて活発に活動しています。
・ 関西P2M研究会
新年度からオンラインに関西P2M研究会コーナーを開設しました。多士済々なメンバーが執筆にてぐすね引いています。
・ 中国・四国P2M研究会
 中国・四国地域はリーダーが変わり、新しい気分で再スタートしました。
・沖縄P2M研究会
4月には沖縄でP2M研究会が発足します。これは沖縄のIT業界活性化のために「産・学・官」でP2M、PMBOKを含めてITスキルやPMスキル教育に取り組み沖縄そのものの活性化を目指す研究会の核になる存在として発足します。
2. 東京P2M研究会の活動
 東京はP2Mの地道な研究活動を続けています。
a. P2Mを普及するために、実践的に利用しやすい手法の開発等です
b. プロファイリングマネジメントにおける俯瞰力モデル、洞察力モデルの開発
c. 現実のプロジェクトに活用した実績(中食への応用、地域開発への応用)
d. 価値は何処から生まれるか:OWモデルの継続的研究
日本企業の戦略は自社の強み弱みを「ありのままの姿」として徹底的に調査しないために、自社のどの領域や、組織内の強み、組織能力の向上を何処で行うべきか掘り下げた研究をしていない。IT戦略にいたっては自社の組織の何処を活性化することで競争力を上げるかという発想をする代わりに、米国産のソリューションパッケージに依存するという同業他社同一戦略を未だに採用している。プロファイリングマネジメントの必要なゆえんである。
e. PM普及活動
・東北大学ポストドクターへのPM育成活動
 文部科学省内で最高の講座として評価されました。
・中部産業連合会における経営後継者育成アカデミーでのPM育成講座
 今年度で4年連続の講座となる
・各種大学におけるPM普及活動(社会人向け)
 各講座ごとにカストマイズした講座を開発することで顧客満足度の高い講座の提供を行っており、多大の成果を出しております。
以上
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