P2M研究会
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P2M研究会の12月活動報告

山崎 司:1月号

I 東京P2M研究会活動状況
■東京P2M研究会 12月例会(参加者10名)
日時:2007年12月4日(火)18:30〜20:45
場所:ENAA 7A会議室
議題:
1.19年度東京P2M研究会テーマに関する状況確認
2.食品のものづくりとP2M
3.川越市・高階地区の現状と課題
4.ITプロジェクト発注者のためのリスクマネジメント
5. まとめ

1.19年度東京P2M研究会テーマに関する状況確認
今年度は基礎編、実践事例編、応用編の三部構成を予定している。
各自の研究テーマの概要と進捗について確認が行われた。

Part-1 基礎編について
(1) OWモデルの展開(藤澤殿)
(2) OWモデル深掘(田中英殿)中間報告発表済み
(3) シャープの発展と組織能力の研究(内田殿)中間報告発表済み
(4) 価値は何処から生まれるか(渡辺殿)中間報告発表済み
(5) ビジネスモデルと洞察力の関連性(担当未定)
(6) 将来のビジネス展開とWeb2.0(梶原殿、山本殿)中間報告発表済み
(7) マーケティング戦略(前年度戦略手法の整理からの展開)(山崎)中間報告発表済み
(8) ジャーナル31号「リスクマネジメント」特集支援 12月4日発表(渡辺殿、仲田殿)

Part-2 実践事例編について
(1) 食品のものづくりとP2M(藤澤殿) 12月4日発表 【新春セミナーでも講演を予定】
(2) 川越市高階地区地域開発(近藤殿) 12月4日発表
(3) ITプロジェクト発注者のためのリスクマネジメント(仲田殿、渡辺殿)12月4日発表

Part-3 応用編について
(1) 21世紀型プロフェッショナルな人材像(梶原殿)

2.意見交換
(1) 食品のものづくりとP2M
・中食(なかしょく)の市場は事業変化が激しい。
・変化に対応するための仕組みづくりの変革が必要となっている
・業界各社の組織形態は機能型であり、生産方法は労働集約型となっている。
・OWモデルの階層化は経営者向けのWBS構築といえる。
・P2Mを利用することが何故よいのかについて検証を行いたい。

(2) 川越地区地域開発(近藤殿)
・かつて農村地帯であったが、昭和40年代から急速な市街化が進んでいる。
・都市基盤の整備が不十分である。
・住民側の推進役が必要であろう。

(3) 発注者のためのリスクマネジメント
・ソフトウエアの発注者側の問題点およびリスクについて10数項目が配布資料にまとめられた。
・発注者側の意図が伝わらないリスク(コミュニケーションリスク)の事例が紹介された。
・発注者と受注者の間で認識の齟齬を生じさせないためには、言葉の定義を正確に行うことが必要である。

3.今後の予定
・次回研究会は1月に開催する予定である。(日時・場所は追って連絡する)
・各メンバーは報告書について目次を作成すること。

以上
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