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「事務局便り」
〜ITベンチマークSIG〜

事務局 富士通株式会社 鍋田 久美子:5月号

ITベンチマーキングSIGでは2ヶ月に1度、コアメンバ会議という形で各WGの活動報告等を行なっています。
様々な職種、年齢の方々が集まるこの会議では、毎回とても活発な議論が展開されます。(終了予定時間に終わることは稀なくらい…)
「議論」…と言っても決してカタクルシイものではなく、皆さんそれぞれがとても楽しそうに意見交換されているのがこの会の特徴であり、良いところかと思います。(もちろん楽しいだけでなく、内容はとても深いものなのですが)
会議に出席していると、皆さんが自分のまわりのことだけでなく、本当にIT業界全体のことを考えて活動しているのだなあ、ということが伝わってきます。
職場の実務や人間関係から離れた場所での会議は、新たな知識や考え方を吸収し、また精神的にもリフレッシュするとても良い機会なのではないでしょうか。

と、エラそうにここまでIT-SIGの活動を見てきた感想を述べさせていただきましたが、実は事務局の業務に携わってからやっと1年になったところです。
ここからは私事になりますが…。
「PMって何ですか…?」
それが1年前の私でした。実を言うと、それまで製造業の営業事務・総務事務を長年に渡り担当していたので「IT業界」とも「プロジェクト」とも関わりは皆無だったのです。
ですから最初は専門用語がまるきりわからず、初めて出席したコアメンバ会議では、皆さんが宇宙の言葉を話しているように感じたものです…。
でも、事務局をやらせて頂いているうちに、幸運にも様々な方の講演などを聞く機会に恵まれ、また会議で皆さんのお話しを聞いているうちに、少しずつではありますが、言葉の意味もわかるようになってきました。
そして、この知識は部分的にではありますが、私生活でも役に立つのでは? と思い始めたところです。

私は今、子供の学校の役員を引き受けています。(少子化の影響、また社会進出する女性が増えたことから、フルタイムで働いている親にもそうした役割が回ってくるのです)
そうした立場にいると、行事を執り行う際に、人の上に立ち取りまとめなければならない場面が多々あります。
そこでいつも考えるのが、各ポジションへの人の割り振り、人の使い方です。当たり前のことですが、お母さんたちにも様々なタイプ・スキル(中には一度も働いたことがない方も…)の方がいらっしゃいます。誰にどの役割を担当してもらえばその人の力を最大限に発揮してもらえるのか、どうしたらうまくコミュニケーションが図れるかなど、常に気を配るようにしています。また、役員を含めスタッフは毎年変わっていくので、どうやってその年に得たノウハウを次の年に伝えていくかも課題となっています。
――この辺りでPMの手法を応用できるのでは、と思っているのですがいかがでしょう?

残念ながら私が業務でPMを務めることは今後もないと思うのですが、せっかくの機会なので、これからも貪欲に知識を吸収し、私生活で少しでも活用していければと思っています。
また、事務局として、メンバの皆さんのお役に立てるよう、今後ともがんばっていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、現在活動中のWGをご紹介します。
ご興味のある方はぜひご参加ください。お待ちしております!

* リスクマネジメントのポイント整理WG
* PSと人材活用WG
* TPSに学ぶプロジェクト・マネジメントWG
* メンバーを元気にするPMの行動、ダメにするPMの行動WG
* ITプロジェクト・マネジャーの成功条件

IT-SIG,内容にご意見ある方、参加申し込みされたい方は こちらまでメールください。歓迎します。

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