オンラインジャーナル/トピックス（活動報告）

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「名古屋P2Mセミナー」　"時代はP2M"

野村　武史：6月号

主　催：日本プロジェクトマネジメント協会
後　援：ITコーディネータ協会
日　時：平成18年5月20日(土)
会　場：明治安田生命名古屋ビル16階　名古屋市中区新栄町1-1
参加者：80名
プログラム

1.	基調講演　「トヨタウエイとプロジェクトマネジメント」
	名古屋工業大学テクノイノベーションセンター客員教授元トヨタ自動車株式会社	黒岩　恵氏
2.	「エンジニアリングプロジェクトに於けるP2Mの展開」
	日揮(株)　国際副本部長	田中　弘氏
3.	「大阪府庁の総務事務改革プロジェクト」
	M&Tシステムオペレーション(株)　社長	辻部　稔氏
4.	「IT投資効果測定をP2Mで検証」
	P2M中部研究会	太田　隼人氏

内　容
　黒岩講師の基調講演、迫力あるお話しに、しばし聞き入ってしまう参加者。講師の辛口で率直な切り口に、いつしか予定の時間は終了、時間の経過を忘れてしまいます。最後は人間力で締め括られました。次に田中理事長が、プロジェクト実践側の立場で講演されました。豊かな経験と実績に裏打ちされた論理的組立て、数値化された明確性を基に、P2Mの重要性を展開されました。　最後に豊かな洞察力と想像力を持つ社員の育成とローカルな強さの重要性が心に残りました。
辻部講師の大阪府の改革プロジェクト例では、「性能発注方式の採用」・「業績連動した支払い制度の導入」の事例の話があり、今後のIT業界の受注方式の方向性が感じられました。
差後に、P2M中部研究会の発表は、発表者の熱心さに、今後の研究活動の継続的発展を期待させるものでした。