時 間 |
セ ミ ナ ー 概 要 |
10:00~ |
主催者挨拶 前田 修 九州P2M研究部会 代表 |
10:15~11:00 |
※ 【PMシンポジウム2016】 録画講演
基調講演 1 「土俵を創る」 ~歴史観に基づく競争の近未来像~
三品 和広(みしな かずひろ) 氏 神戸大学大学院 経営学研究科 教授
適応すべき変化とは、長い目でみると、このような性質を持っている。世界をリードして豊かになるのは、ネクストステージを創った国だけなのである。日本企業は、テレビや電力という既存の土俵のうえでイノベーションに賭けることにより、このところ連戦連敗の手痛い目にあっている。それにも懲りずIoTやAIのようにアメリカ勢がセットアップした土俵のうえに後から割り込んでみても、何も変わらない。創るべき変化とは、世界初の土俵をセットアップすることと胸に刻みたい。
著書 『モノ造りでもインターネットでも勝てない日本が、再び世界を驚かせる方法ーセンサーネット構想』 他 |
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11:10~11:55 |
※ 【PMシンポジウム2016】 録画講演
基調講演 2 「IoT時代のイノベーション」
~超スマート社会の実現に向けた日立の「社会イノベーション事業」~
齊藤 裕(さいとう ゆたか) 氏 株式会社日立製作所 代表執行役 副社長
「第4次産業革命」や「デジタル産業革命」という言葉が世界に発信され、IoT、ビッグデータ、AIといったキーワードが注目を集めているように、ITの進化により、社会や経済の構造が絶えず変化する「大変革時代」が到来している。こうした中、世界ではアメリカの「Industrial Internet」、ドイツの「Industrie4.0」など、モノづくり分野を中心としたIT活用の取り組みが行われており、日本でもさらにその応用分野を社会変革に広げて、世界に先駆けた超スマート社会「Society 5.0」を実現しようと言う動きも出てきた。これらはいずれもITを活用して人々の暮らしをより良いものにしようとするものである。本講演では、超スマート社会の実現に向けた日立の「社会イノベーション事業」の取り組みについて、事例を交えながらお話する。 |
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昼 休 憩 |
13:00~14:30 |
基調講演 「中核企業と地域産業の新陳代謝」
~新事業で変わる地域産業のカタチ~
岡野 秀之 氏 公益財団法人九州経済調査協会 次長
昨今話題の地方創生。その本丸である「しごと」づくりには、民間企業の新しい動きが欠かせません。そのひとつのカギになるのが、地域経済の中心的な役割を担う「中核企業」。「中核企業」の新事業創出プロセスの分析を通して、地元企業と深い関係性と、それによって生まれる新たな産業生態系の実態についてお話します。地方創生と地域でのしごとづくりの将来を考える方の参考になれば幸いです。 |
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14:40~16:10 |
招待講演 「私の経験則・・・ICTリスク管理を中心としたPMO」
葉山 博昭 氏 イデオ・アクト株式会社 代表取締役 (PMAJ PMマイスター)
PMOは経営者とPMの間のお飾りの存在から、実情のプロジェクト運営、会社経営に役立つ必須のPMOへ変身させる必要があります。「PMOの設立と、運用時のキーポイント」が重要ですが、今回は具体化することが難しい「PMOにおけるリスク管理の実践とプロブレム・ソルビング」をテーマとし、実際に使用した管理表のチェックリストを用いた評価方法、作成方法、運用方法の実例をお話しします。 |
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16:15~16:50 |
P2M研究部会 「上流工程の勘所、知っておくべき
リスクマネジメントの落とし穴」
栗山 常樹 氏 九州P2M研究部会 副代表
九州P2M研究部会では、2012年度よりプロジェクトの失敗要因の多くが上流工程に起因していることに着目し、成すべきことは何か、どんな行動を取ることが必要か等を議論してきた。2016年度は、開発の全体工程を通して最も陥りやすい落とし穴(=リスク)をテーマに 『どうして陥りやすいのか?』、『それにどう対応すれば良いのか?』 について深掘りしまとめているところである。今回、これらの活動/内容について発表する。 |
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16:50~17:00 |
質 疑 応 答 |