KN-12 一法人一大学への道程と新大学の現在地
~「東京科学大学」統合プロジェクト~
9月3日  10:45~11:45 Business Acumen  
 講師 東京科学大学 理事長
大竹 尚登
 セッション概要 本プロジェクトは、歴史と伝統を有する国立大学である東京医科歯科大学と東京工業大学の統合を、約2年という非常に短期間で成し遂げたものである。本プロジェクトにより、国立大学法人東京医科歯科大学と国立大学法人東京工業大学を2024年10月に統合し、一法人一大学の道を選択して、東京科学大学(設置者:国立大学法人東京科学大学)を設立した。医歯学・理工学と異なる分野で強みを有する指定国立大学同士が統合し、統合と同時に法人名と大学名を刷新するという難易度の高いプロジェクトに、両大学の学長のもと、国内外の多様なステークホルダーの意見を聴きながら、構成員が一丸となって取り組んできた。本講演では、大学統合までの道程と、時間の壁、文化の壁、制度の壁に代表される課題、そして統合により生まれた成果を共有するとともに、新大学の現在地とビジョン駆動型の新たな教育研究の姿であるVisionary Initiativeについて述べる。
 講師略歴
大竹 尚登氏
大竹 尚登氏東京科学大学理事長。神奈川県横須賀市出身。東京工業大学工学部卒業。博士(工学)。東京工業大学助手、助教授、名古屋大学助教授、東京工業大学准教授、同大学教授、副学長(研究推進担当、研究企画担当)、科学技術創成研究院長を経て2024年10月に東京医科歯科大学と東京工業大学の統合により設立された東京科学大学の初代理事長に就任。専門は機械材料、機能性薄膜。