| SP-15 新型コロナワクチン開発チームの奮闘 ~「一人ひとりの行動」が生み出すブレークスルー~ |
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| 9月4日 16:30~17:30 | Power Skills |
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| ファイザーR&D合同会社 プロジェクト・マネジメントグループ1 部長 斉藤 千紘 |
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| 2019年12月に中国で初めて報告され、瞬く間に全世界へ広がりパンデミックを引き起こした新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活やビジネス環境を大きく変えた。本セッションでは、日に日に感染が拡大し、大きな不安とプレッシャーを抱えながらも成功を信じて奮闘した2020年当時のワクチン開発を、プロジェクトマネジメントの視点から振り返る。ワクチン開発から得られた教訓は、危機的状況下での迅速な対応と科学的研究の進展がいかに重要か、そして最終的には「一人ひとりの行動」がブレークスルーを生み出すということである。新型コロナワクチンの開発は、それまで誰も成し遂げたことのないようなとてつもない高い目標を掲げることで、人間の創造性が驚くほどに解き放たれることを実感したプロジェクトであった。 | |
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2000年にファイザー株式会社へ入社。疼痛・循環器領域の臨床開発においてプロジェクトマネージャーのキャリアをスタートし、現在は、主に内科系疾患ならびに感染症領域における医薬品・ワクチン開発に携わっている。 |
