SP-13 デジタル社会に必要な社会基盤づくり
~AIの力を活かすための基盤とは~
9月4日  14:00~15:00 Ways of Working  
 講師 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) デジタル基盤センター長/
AIセーフティ・インスティテュート 副所長・事務局長
平本 健二
 セッション概要 社会のデジタル化が進み、誰もがその恩恵を受け、そして、AIの急速な進歩により、生活や仕事の姿が大きく変わろうとしている。こうした中で、AIに注目が集まるが、AIの力を活かすためには、多様で品質が高く十分な量のデータが不可欠である。また、デジタル社会は、ソフトウェア・デファインド社会でもあり、各種機器やサービスが継続的にアップデートをして社会の変化に対応している。IPAデジタル基盤センターでは、デジタル社会にデータを供給し、使いこなすためのデジタル基盤の整備を行うとともに、社会変化に的確に対応するためのソフトウェアエンジニアリング、デジタル基盤を活用してデジタルトランスフォーメーションを起こす方法論の開発などを行っている。本講演では、今後の社会変化を展望するとともに、そのためのデジタル基盤センターの取り組み、社会や企業で取り組むべき方向性などの解説を行う。
 講師略歴
平本 健二氏
平本 健二氏SIerから、経済産業省、デジタル庁等を経て現職。デジタル庁で政府のデータ戦略の責任者を務め、戦略から環境整備、サービス開発、国際調整等を推進。2023年から、IPAで、データ環境に加え、ソフトウェアエンジニアリング、デジタルトランスフォーメーション等のデジタル社会の基盤構築を、グローバルな視点で推進。