【IN】イノベーション
B-18 AI適用による自治体業務のDX事例
~滞納整理支援AI~
9月5日 Ways of Working
 講師 富士通Japan株式会社 ソーシャルシステム事業本部
クロスインダストリー事業部 マネージャー
繁田 聡一
 セッション概要 自治体には、職員が身に着けた現場のノウハウに基づいて実施された業務の結果が実績データとして蓄積されています。職員の作業負荷軽減が課題となっている滞納整理の業務を対象に、蓄積されている過去の実績データを利活用して、業務の効率化を支援するAIを実現しました。ベテランの職員が持っているノウハウ(判断の拠り所となる着原点など)をヒアリングして学習データの設計に盛り込んだり、試作したAIの推定結果への現場からのフィードバックを設計に反映させたりすることを複数回繰り返しました。どのような考え方やステップで現場に本導入できるAIを実現したかをお話しします。
 講師略歴
繁田聡一氏
繁田聡一氏2019年からデジタル技術の適用による自治体業務のDX化の実現に向けた実証実験やソリューションの開発に従事。自治体に蓄積されている過去に行われた業務の実績データを利活用して、データから抽出された業務ノウハウを学習したAIを構築するプロジェクトを現場のお客様と対話しながらアジャイル型で実践している。