SP-23 リ・スキリングの前に人生のリ・デザインから
人生100年、豊かに生きるマインドとスキルとは
9月6日  14:00~15:00 Power Skills  
 講師 法政大学 キャリアデザイン学部 教授 廣川 進
 セッション概要 ミドル、シニア世代には受難の時代になりました。こんな声が聞こえてきます。「頼んでもいないのにゴールポストは勝手に延ばされ(定年延長)、ロスタイムくらいに思っていたら、延長戦どころかフル試合をアウェイで、しかもルール変更(ジョブ型雇用、自律型キャリア、リスキリング等)を余儀なくされて戦わなくてはならない、どうやってやる気を出したらいいのか…」。私は企業内のミドル、シニア対象の研修会と面談を通して多くのミドル・シニアの方と面接をしてきました。その経験もご紹介しながら、上記の「ライフ」の視点を組み込んで、人生のデザインを再構築することが重要であることをみなさんとご一緒に考えてみたいと思います。ヒントは、サニー・ハンセンの「4L理論」、Love(愛、家族、絆)、Labor(仕事)、Learning(学び)、Leisure(自由時間)がバランスよく統合させることにあるのではないかと思います。
 講師略歴
廣川進氏
廣川進氏公認心理師、臨床心理士、シニア産業カウンセラー、日本キャリア・カウンセリング学会前会長。出版社に勤務後、大学教員の傍ら、企業領域のカウンセリングや、コンサルティング、研修講師等に従事。主な著書に、「失業のキャリア・カウンセリング」、「心理カウンセラーが教える「がんばり過ぎて疲れてしまう」がラクになる本」「これで解決!シゴトとココロの問題」。