【IN】イノベーション
B-19 「水産×IT」が被災した漁業を活性化させ新たな仕組みを創る
震災復興からの挑戦水産DX
9月6日 Business Acumen
 講師 アンデックス株式会社 代表取締役 三嶋 順
 セッション概要 ソフトウエアの開発やコンサルティングを行うアンデックス。ITで被災地を支援しようと水産ICT分野に参入した。「マリンIT」を研究するはこだて未来大学の和田教授から海洋観測ブイの提供を受け、海洋データ閲覧アプリ「ウミミル」を開発。漁業者が海で確認していた海水温などを遠隔確認する仕組みを作り、作業効率化を図った。実証実験後、NTTドコモ、海洋機器メーカーと共に実用化を進める。2023年までに全国の海にICTブイ100基以上を導入。競合相手とも協力し、水産×IT・水産DXの推進に努めている。
 講師略歴 昭和61年東北高校普通課卒業。在学中は野球部で米国メジャーリーグで活躍した、佐々木 主浩氏、斎藤 隆氏の女房役としてキャッチャーを務める。雪印食品(株)、日東シュリンプ(株)(現・(株)ホウスイ)、ネットワークサイエンス(株)を経て平成20年に仙台市にアンデックス(株)を設立し、代表取締役に就任。