【BS】戦略及びビジネスマネジメント
A-14 成功のストーリーを描くために
要求起点とシステム全体起点の「プランニング」の継承
9月5日 Business Acumen
 講師 富士通株式会社 Japan Global Gateway本部 シニアディレクター 御魚谷 かおる
 セッション概要 プロジェクトを「プランニングする」とは、プロジェクトマネージャーがプロジェクト成功への思いを込めて、達成したい顧客要求やシステム全体起点でプロジェクト計画立案を行うこと、即ち「成功のストーリーを描く」ことである。ITシステム維持・保守開発が中心となった約20年間においては、プロジェクトマネージャーはあえて戦略をもった成功のストーリーを描く機会は減少し、QCDを中心としたプロジェクト計画に留まっていた。個別最適ではなく全体最適及び価値提供などシステムに対する要求が変化する現在(いま)、「めざす姿」と「プランニング」へ原点回帰した当社の取り組みを紹介する。
 講師略歴 超大規模政府系金融、主要省庁など大規模ミッションクリティカルシステムのプロジェクトマネージャー・プロジェクト責任者を長年担当。現在は全社のプロジェクトマネジメントCoEのプログラムマネージャーを担当。IPA 上流工程強化部会「システム再構築を成功に導くユーザーズガイド」など業界初の形式知化へ貢献。