【PR】プログラムマネジメント(P2M)実践
A-01 次世代の月探査プログラム
有人与圧ローバーにおける不確定性マネジメント
9月5日 Ways of Working CFP
 講師 宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
有人与圧ローバーエンジニアリングセンター 技術領域主幹 神吉 誠志
 セッション概要 宇宙飛行士が宇宙服無しで月面に長時間滞在し、長距離を移動することができる月面探査車として期待されている有人与圧ローバーは、NASA等が開発する周辺システムとの連携が重要であり、不確定な上位要求やインタフェース要求とのトレーサビリティ確保、上位要求変更時の影響評価等がキーとなる。また、月面走行技術、再生型燃料電池技術等の不確定性(技術リスク)の開発初期での低減、文化やプロセスの異なる非宇宙関連企業との連携等が重要となる。変革の時代において、不確定性下におけるマネジメントが不可避となるなか、ひとつの事例として有人与圧ローバーにおける取組みを紹介する。
 講師略歴 2001年東京大学大学院航空宇宙工学専攻修士課程修了。同年、宇宙開発事業団(現JAXA)に入社。2006年まで衛星開発に従事し、2013年までシステムズエンジニアリングの推進に携わる。衛星開発を経て、2022年まで国際宇宙ステーション運用に従事し、現在は有人与圧ローバーにおけるプロジェクトマネジメント業務等に携わる。