【PM】プロジェクトマネジメント実践
B-5 身近な宇宙開発を目指して
JAXA有人宇宙活動における最新状況
9月8日 Ways of Working CFP
 講師 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術センター
ゲートウェイ居住棟プロジェクトチーム 主任研究開発員 勝田 真登
 セッション概要 宇宙開発におけるプロジェクトは、従来ウォーターフォール型の手法を用いて管理を行うことが多い。開発に臨む企業もいわゆる宇宙開発分野において経験を持ち、リスクや開発工程などに共通の認識を持つ企業が多かった。一方で近年、これまで宇宙開発の経験がないような民間企業の参入が次第に増えており、JAXA側も宇宙開発をより持続可能な活動(コスト対効果を意識して短い開発サイクルで実現)とするために、民生機器等の積極的活用に基づく柔軟な開発体制に対応することを検討している。このような検討実践の一例として光衛星間通信システム(LICS)開発を紹介する。
 講師略歴 2011年JAXAに入社し、国際宇宙ステーション(ISS)での実験装置開発や国際間の実験計画調整に従事。2017年から文部科学省に出向し、第2回国際宇宙探査フォーラム(ISEF2)開催等を担当。2019年以降はJAXA有人宇宙技術センターでISSや、月周回有人拠点(Gateway)の搭載機器開発、月面有人与圧ローバの技術検討を実施中。