【PM】プロジェクトマネジメント実践
B-4 NASAのISSプログラムマネジメント
「きぼう」の開発で経験したプログラムマネジメント
9月8日 Ways of Working  
 講師 PMAJ会員活動 PMマイスター 長谷川 義幸
 セッション概要 1985年に開始されたISSプログラムは、2003年までの黎明期では、財政赤字やロシアを途中で参画させる政治的な判断もあり、試行錯誤を行いながら組織形態や意思決定方法などの運営方法を変化させていった。ISSプログラムは当初からマネジメントの挑戦だと言われていたが、米国政府にとっても世界15か国が参加する超大型プログラムを推進していくのに試行錯誤していた。NASAといえど経験のない壮大なプログラムでは豊かな経験のあるマネジャーを投入しないとうまくいかなかった。
この講演では、筆者が経験したISSプログラムマネジメントについて、エピソードを交えてお話します。
 講師略歴 1976年宇宙開発事業団(現JAXA)に入社、1986年から2015年まで、「きぼう」日本実験棟7の開発と運用・利用に従事。プロジェクトマネジャーとして打ち上げ・宇宙での組み立て、運用を成功に導いた。ISSプログラムマネジャー、執行役、理事を歴任し退職。2017年、国際核融合施設(ITER)の国際運営表委員、現在PMAJ会員。