【IN】イノベーション
A-23 ゲノム医療を支援する説明可能AIを目指して
医療向けAI技術開発で求められること
9月7日 Ways of Working
 講師 富士通株式会社 コンピューティング研究所 シニアリサーチマネージャー 富士 秀
 セッション概要 がん組織の遺伝子変異を解析した上で最適な治療を行う「がんゲノム医療」は、一人ひとりのがんの遺伝子変異に応じたオーダーメイド医療を実現できることから、「夢のがん医療」と期待が寄せられている。現在、ゲノム医療の現場では、患者の遺伝子変異を解釈して治療につなげるための調査作業に大きな労力が割かれており、我々はこの作業を支援するための説明可能AIを開発してきた。開発には、AI技術の開発のみならず、現場課題を的確に把握して開発にフィードバックし、検証を行いながら最適化していく必要がある。本講演では、医療向けAI技術開発において発生する一連のステップと課題について述べる。
 講師略歴 1987年 英国王立ロンドン大学キングズ校工学部卒。1988年 (株)富士通研究所入社。多言語機械翻訳、自然言語処理の研究に従事。2014年~ 情報通信研究機構(NICT)専門研究員。2017年~ 富士通研究所でゲノムAI研究。現在、富士通研究所コンピューティング研究所シニアリサーチマネージャー。言語処理学会理事。博士(工学)