【SS】社会課題解決
A-18 アフリカ農村部井戸向け、プリペイド式自動井戸料金回収システム
なぜ未だに安全な水にアクセスできない多くの人がアフリカに残っているのか?どう解決するのか?
9月7日 Business Acumen
 講師 株式会社Sunda Technology Global 代表取締役CEO 坪井 彩
 セッション概要 アフリカの農村部では、安全な水を得る手段としてハンドポンプ井戸が広く使われている。アフリカには約70万基のハンドポンプ井戸が存在すると言われているが、維持管理に必要な料金が回収できず、修理されずに放置されている井戸が多く存在している。私たちは、ハンドポンプ井戸に従量課金型の自動井戸料金回収システム「SUNDA」を設置することで、公平性と透明性を担保したハンドポンプ井戸の維持管理を可能にした。これまで150基のSUNDAをウガンダに導入し、5万人以上の村の住民が継続的に安全な水を得られるようになった。
 講師略歴 株式会社Sunda Technology Global代表取締役CEO。京都大学大学院卒業後、2013年にパナソニックに入社後、IT部門にてデータ分析コンサルタントとしてBtoC. BtoB 様々な事業に関わる。2017年にパナソニック社内で参加した途上国を題材にしたワークショップに参加したことがきっかけで、「アフリカ社会課題Xビジネス」に興味を持った。具体的なビジネスアイディアを見つけたいと思い、2018年にJICA海外協力隊としてウガンダの「現場」にて1年間活動。活動を通して、ウガンダ農村部の水問題に触れ、現地住民とともにソリューションである「SUNDA」を考案。パナソニックを退職し、株式会社Sunda Technology Globalを立ち上げる。