【BS】戦略及びビジネスマネジメント |
A-14 百貨店のオムニチャネル化へのヒント
バーチャル消化仕入による業界変革に向けた取組み |
講師 |
富士通株式会社 CPS&Retail事業本部 事業部長 近藤 仁 |
セッション概要 |
百貨店の長年の商習慣である消化仕入という取引形態が起因し、ECサイト拡充やオムニチャネル対応などが阻害されていると考えており、解決策の一つとして「バーチャル消化仕入」というモデルを研究している。百貨店と取引先企業が協働し、商品や在庫等の情報共有を行うことで、従来の業務に捉われない、新たな解決手法になり得ると考える。実現にあたっては、業務プロセス変革やメーカーと百貨店の管理コードの共有化、業界標準によるAPIプラットフォーム等が必要となる。協働関係に参加していただける企業様を募り、PoC等を通して社会実装へつなげる取り組みへと活動を広げていきたいと考える。 |
講師略歴 |
百貨店業界におけるICT適用に従事。企画構想から導入・運用までITライフサイクル全般をサポート。業界知見を活かし、大規模システムPMやクラウドサービス適用、アジャイルプロジェクトや新規ビジネス企画活動などをリード。また近年は、組織内のDX人材育成やエンゲージメント向上施策の取り組みにも注力。 |